皆さんこんにちは。
「中野寛成のごきげん千里837」
アシスタントの中村佐織です。
今年も世界情勢から地元の話題まで幅広くお届けしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします!
さて、新年1回目の今日。
「唄って!寛成さん!」のコーナーでは
「新雪」を披露。
今シーズンは暖冬、ということで
なかなか雪が降らず、
スキー場などは苦戦しているそうですね。
そんなところには雪はどっさり降ってほしいものです。
という願いも込めつつ、
寛成さんが歌ってくださいました。
この曲は1942年(昭和17年)、
映画「新雪」の主題歌として発表されました。
作詞、佐伯孝夫、作曲は佐々木俊一。
灰田勝彦の歌声で発表されましたが、
これまでに月丘夢路やフランク永井など、
戦後も様々な歌手によって歌われています。
映画「新雪」は太平洋戦争中に制作された青春映画。
こんな映画を見ると、若い男たちは戦争に行くのが厭になる。
という理由により、軍部の手により焼却されました。
戦後長く、プリント等が残っていない「幻の映画」とされてきましたが、
1996年、ロシアのゴスフィルモフォンド
(ロシア国立映画保存所)での存在が確認されました。
おそらくは慰問のために中国大陸に送られていたフィルムが
回り回ってここにたどり着いたのだと思われます。
後に東京国立近代美術館フィルムセンターが
このフィルムを購入したことにより、
現在は残された一部分のみですが鑑賞できるようになりました。
歌詞を1番だけご紹介。
♪紫けむる 新雪の
峰ふり仰ぐ この心
麓の丘の 小草を敷けば
草の青さが 身に沁みる
青春映画にぴったりの、
とてものびやかで爽やかな歌詞ですね。
これが戦時中の若い人たちの心のともしびとなったことを
願わずにはいられません。
「唄って!寛成さん!」のコーナー、
今年もどうぞお楽しみに!!
2016年最初に寛成さんが買っていらっしゃった和菓子。
紅白のお猿の生菓子です♪
かわいくて食べるのもったいなかったですが
美味しくいただきました^^
『中野寛成のごきげん千里837!(やぁ、みんな)』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織