こんにちは!
マヨネーズこと井川茉代です( ^∀^)
今週もお聴きいただきありがとうございました♪
【やってんねん関大!おおさかまち探し】のゲストは、辻野光さんでした。
辻野さんは、4回生。
学園祭の運営や、海外でバックパッカーをするなど様々な経験をお持ちの方です♪
今回のテーマは
『吹田唯一の重要文化財「旧西尾家住宅」と屋敷で活躍する
ボランティア団体「渡路州倶楽部」』でした。
旧西尾家住宅は、江戸時代に仙洞御料
(天皇や上皇の土地)の庄屋を務め、
明治になると地主・山林業を営んでいた家でした。
現存する建物は、明治26年~大正5年に建築されたもので、
主屋・離れ・茶室「積翆庵」・蔵という4つのカテゴリーで構成されています。
その歴史的価値の高い旧西尾家住宅で活躍しているのが
「渡路州(とろす)倶楽部」です。
旧西尾家住宅を訪れた方に、
丁寧で分かりやすいにガイドをしてくださるほか、
市民の方々に住宅への愛着を持ってもらい、
日本の伝統文化を体験してもらえるようなイベントを開催しています。
今回辻野さんは、年末に行われたイベント
「親子しめ縄教室」を取材してきて下さいました。
参加した親御さんの多くが、
「できるだけ子どもたちには伝統的な文化を触れさせたい」と仰っていて、
また、子どもたちもしめ縄作りは「大変だったけど、
楽しかった」と嬉しそうに話してくれたのだそうです。
渡路州倶楽部の代表・米田さんは、
旧西尾家住宅について「今後も地元の大切な文化財を保存していくことはもちろん、
市民の方に伝統文化を伝える場として活用していくことが大切」。
渡路州倶楽部としては、「よりいっそう満足してもらえる
ガイドの仕方を考え改善していきたい」と語られていたそうです。
また、イベントに関しては「西尾家住宅にふさわしい伝統行事を
企画していくことに加え、子どもたちに対してどう見せていくかを考えていきたい」
と力強く答えていらっしゃったとのこと。
辻野さんは、 今回の取材で”灯台もと暗し”を痛感したと仰っていました。
辻野さんは大学の4年間を吹田市で過ごしてきましたが、
旧西尾家住宅を知ったのは最近のことだそうです。
確かに 、わたしも身近すぎて見過ごしていることは沢山ありそうです。
旧西尾家住宅は、日本の伝統的な建物を鑑賞できると同時に、
伝統文化にも触れることができる価値のある場所。
辻野さんは、”歴史ある観光地を訪れるのも良いいですが、
時には地元にある歴史的な施設を訪れてみてほしい”と仰っていました。
自分の住んでいる地域の魅力を知り、
最大限に活かしていくことが地域活性化につながる。
これは、吹田だけでなくほかの地域にも当てはまることだと感じます。
旧西尾家住宅はほんとうに素敵な建物。
今後も普段のガイドはもちろん、
様々な催しも随時開催されますので、
ぜひ一度と言わず二度三度と訪れてくださいね♪♪
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マヨネーズのぶらりは、
関西大学博物館特別展示室で行われている企画展
【北大阪の絵画】に行って来ました♪
北大阪ミュージアムネットワークとの連携企画展という事で、
北大阪の博物館や美術館に所蔵されている
北大阪にまつわる絵画が展示されています。
江戸初期に描かれた「マリア十五玄義図」は、
約300年間続いたキリスト教禁止の時代を経てきたもの。
茨木市の個人宅から大正時代に発見された貴重な文化財です。
この他、北摂で活躍した画家の作品が数々並び、
見ごたえたっぷりの内容です。
開催は、1月16日(土)まで。
入場無料ですので、気軽に足をお運びくださいね♪
『北千里アワー・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(北千里サテライトスタジオ)