こんにちは!
"北千里アワー"
月曜日担当の森下真知子です(ˊᗜˋ*)!
「北摂伝言板」"地域活動つたえ隊"
ゲストは、
日本野鳥の会大阪支部 副支部長
平軍二さんでした。
2月のテーマは、『野草の冬越し・ロゼット』!
皆さん草と木を見分けることできますよね?
木は年々成長して、幹が太くなり、
切ると年輪があって、
木が生まれてからの年齢(樹齢)が分かります。
なので、木は切ってみないと樹齢が分からないんです!
例え太くて大きな木だったとしても樹齢が若かったり、
小さくて細い木でも何十年も経っていたりするんです!
一方、草は寿命が1年か2年。
地下に根が残っていて毎年咲き続ける宿根草であっても
地上部は枯れるので、
地上部の幹が毎年太っていく木とは違うんです!
野草は晩秋から早春の草の葉に、
太陽の光を最大限に受けるために葉を広く広げ、
冷たい風をなるべく受けないよう背を低くするため、
ロゼットと言われる形の葉があります。
ロゼットの語源はバラの花(Rose)。
地の際から出る葉が放射状に広がり、
バラの花のような形をしている状態を言い、
二つのタイプがあります。
①一生ロゼット状
踏みつけられたり、刈り取られたりする環境で生きるために、
背を低い葉のまま一生を過ごす植物で、
葉のつかない花茎を伸ばした頂上に花が咲きます。
タンポポなどが一生ロゼット状の植物です。
②冬のみロゼット状
秋に芽生えた苗が太陽の光を受けやすい形で冬の雪風に耐え、
春に茎を立ちあげる植物で、
茎に葉がつき頂上付近に花が咲きます。
背が高くて、地上1m以上の花もあるんです!
ノゲシなどが冬のみロゼット状の植物です。
ロゼット状の植物は、
土の中で栄養を蓄えているので、
雑草だと思って抜かれても次々生えてくるんですよ!!
だから草抜きすればするほど、
土の中は大喜びなんだそうです(≧∇≦*)
今まで一生懸命抜いてたけど、
抜かない方がよかったみたいです!笑
ロゼットは意識して見てみると、
ちょっとした草むらにもたくさん生えているので
皆さん探してみて下さい♪
花が咲くまで観察してみるのも楽しそうですよね^ ^
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「ぶらり♪北千里」月曜日、真知子のぶらりは…
"豊中市立市民ギャラリー"に行ってきましたー!
市民ギャラリーは、
芸術作品の発表の場として
個人や団体を問わず、
気軽に利用できる展示スペースの貸し出しを行っています。
芸術作品の発表は
1週間ごとに変わるので
毎週違う作品を見ることが出来るんです!
私は、16日(火)~21日(日)までの作品、
森口ゆたか展「いのちのかがやき」を見てきました。
1つ目の作品のタイトルは「touch」。
この作品は森口さんと
森口さんの家族のかかわりについて
「手」をモチーフとして表現されたものでした。
作品を何も考えずに見ると、
黒い背景にただただ人の手がスローに動いているだけなんです。
でも、じっくりとその映像を集中して見ていると
私の頭の中で私なりのストーリーが出来ていました。
森口さんは、
「作品をどのようにご覧になるかは
鑑賞者である皆さんお一人お一人にゆだねられています。」
とこの作品を紹介していたので、
見る人によって全く違うことを感じるんだろうなぁと思いました^ ^
もう1つのコーナーには、
豊中市立介護老人保健施設かがやきの
利用者の皆さんと一緒に行ったワークショップの作業風景と、
そこから生み出されたいくつかのコラージュ作品が展示されていました。
このワークショップは、
かがやきの皆さんに古い写真を提供してもらい、
その方の家族の方にも協力してもらって行われたそうで、
作りながら写真を見て懐かしそうにしていたり、
少し寂しげな表情をしている映像が流れていました。
映像は無音なのにそれでも感じるものがありました。
コラージュ作品はひとつひとつ個性があって、
切り方、貼り方にも意味があるように感じました。
私もおばあちゃんに昔の写真を見せてもらって
その時のエピソードを聞かせてほしいなぁと思ったので、
高知に帰ったらお願いしてみます♪
"北千里アワー"月曜日、
来週も元気にお届けします☆彡
聴いて下さいねーっ(≧∇≦*)♪
『北千里アワー・月曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(北千里サテライトスタジオ)