みなさん、こんにちは。
「ごきげん千里837」月曜日、
中野寛成さんと共にお送りしている中村佐織です。
風呂敷や手拭いが大好きです。
素敵な柄や染めのものを見るとすぐに買ってしまいます。
先日も、矢絣の風呂敷を買いました。
赤と青、迷って選びきれず、結局両方ゲット。
日本の和柄、古典柄は幾何学模様が多く、
レトロさの中にも新しさを感じさせます。
洋服に合わせても意外とマッチするので、
エコバッグとして活用中。
みなさんは何か集めているもの、ありますか?
さて、今週の「唄って!寛成さん」のコーナー。
「城ヶ島の雨」を歌っていただきました。
作曲は梁田貞、北原白秋の作詞です。
梁田貞の代表作には「どんぐりころころ」や
「羽衣」「おたまじゃくし」などがあります。
「城ヶ島の雨」はそれらの童謡とは違い、
詩情あふれるしっとりした曲調となっています。
子供の頃、家にレコードがあり
確か男声コーラスにより歌われていたと思うのですが、
「利休鼠の雨が降る」
というくだりがいつも気になっていました。
曲を聴くたび、
本当にネズミがわっさり降ってくるのを想像して、
ちょっと怖いようなわくわくするような、
そんな気持ちになっていたのを覚えています。
「利休鼠」が本当のネズミではなく、
色を表しているということを知ったのは
かなり後のことです。
緑色を帯びた灰色、抹茶色のことを指すそうで、
江戸時代には抹茶から千利休をイメージし、
利休色と呼んでいたという説もあるとか。
それを踏まえてこの歌詞を改めて読んでみると、
とてもしみじみと寂しい、
しとしと降る雨の中の景色が想像できますね。
歌というのは基本、
耳で聴いて覚えることが多いものですから、
子供の頃に知った曲の中には
勘違いしている歌詞が多々あるものですね。
「唄って!寛成さん」のコーナー、来週もお楽しみに!
『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)月曜日』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織