番組への
メッセージ

2016年10月3日(月)『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

みなさん、こんにちは。

ごきげん千里837」月曜日、
中野寛成さんと共にお送りしている中村佐織です。

風呂敷や手拭いが大好きです。
素敵な柄や染めのものを見るとすぐに買ってしまいます。

先日も、矢絣の風呂敷を買いました。
赤と青、迷って選びきれず、結局両方ゲット。

日本の和柄、古典柄は幾何学模様が多く、
レトロさの中にも新しさを感じさせます。
洋服に合わせても意外とマッチするので、
エコバッグとして活用中。

みなさんは何か集めているもの、ありますか?

さて、今週の「唄って!寛成さん」のコーナー。
城ヶ島の雨」を歌っていただきました。

作曲は梁田貞、北原白秋の作詞です。
梁田貞の代表作には「どんぐりころころ」や
「羽衣」「おたまじゃくし」などがあります。

「城ヶ島の雨」はそれらの童謡とは違い、
詩情あふれるしっとりした曲調となっています。

子供の頃、家にレコードがあり
確か男声コーラスにより歌われていたと思うのですが、
利休鼠の雨が降る
というくだりがいつも気になっていました。

曲を聴くたび、
本当にネズミがわっさり降ってくるのを想像して、
ちょっと怖いようなわくわくするような、
そんな気持ちになっていたのを覚えています。

利休鼠」が本当のネズミではなく、
色を表しているということを知ったのは
かなり後のことです。

緑色を帯びた灰色、抹茶色のことを指すそうで、
江戸時代には抹茶から千利休をイメージし、
利休色と呼んでいたという説もあるとか。

それを踏まえてこの歌詞を改めて読んでみると、
とてもしみじみと寂しい、
しとしと降る雨の中の景色が想像できますね。

歌というのは基本、
耳で聴いて覚えることが多いものですから、
子供の頃に知った曲の中には
勘違いしている歌詞が多々あるものですね。

「唄って!寛成さん」のコーナー、来週もお楽しみに!

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『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)月曜日』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織