今週も番組にお付き合い頂きありがとうございました。
大阪はこのところ朝晩はぐっと冷えていますが、
沖縄ではまだまだ暖かい日が続いています。
那覇の天気予報を見ると、今週は毎日２５度以上の夏日でした。
２６日に配信された沖縄タイムスの記事によると、
今年、気温３０度以上の「真夏日」を観測した日が
観測史上最多の１３３日だったそうです。
平均が９５・５日なので、平年値を大幅に上回っています。
いったい暑さはどこまで続くのかと心配になりますが、
１１月からは平年並みに戻るそうです。一安心ですね。
さて、先日より、保存されず取り壊されてしまった建物を紹介していますが、
今週は沖縄の建築家・金城信吉さんの設計した建築物にスポットを当てて
紹介しました。
金城信吉さんは沖縄の伝統建築様式を現代にいかすことにつとめた
１９３４年生まれの建築家です。
たくさんの建築物を設計されましたが、１９８４年に４９歳の若さで
お亡くなりになりました。
手がけた建築物には、沖縄海洋博沖縄館、南風原中央公民館、
那覇タワービルなどがありますが、残念ながら取り壊されてしまい
現在は見る事ができません。
現在も見られる建築物は、
沖縄グラントキャッスルホテル（１９７２年）
ホテル玄関前のヒンプン
（沖縄の伝統的家屋で、正門と母屋の間に立つ目隠しの塀）
琉球大学風樹館（１９８５年）
那覇市民会館
貴重な建築物を見ながら町歩きという沖縄旅行もよさそうですね。
那覇市歴史博物館では、１１月９日まで
バジル・ホール来琉２００周年記念企画展示会
「ウランダーがやってきた！」が行われています。
今年は、1816年のバジル・ホール来琉から200周年の節目の年にあたります。
バジル・ホールはイギリスの海軍将校。
使節団を乗せた艦隊の艦長として沖縄へやってきました。
企画展では、バジル・ホール来琉に焦点をあて、
史書や家譜など琉球側の史料から見える王府の対応、両者の交流の状況や、
両者の出会いがその後の琉球・イギリスに与えた影響について紹介しています。
１１月６日までは、国宝の「王冠」も特別公開されています。
また、１０月２６日（水）～３０日（日）までは、
第6回世界のウチナーンチュ大会が開催されていました。
これは、沖縄県の貴重な人的財産である世界各地の県系人の功績を称えるとともに、
ウチナーネットワークの確立と発展、次世代への継承を目的としていて、
コンサートや踊りの披露などがありました。
期間中、芭蕉布の大合唱もあったそうです。さすが名曲ですね！
先週も紹介した普久原恒勇作品展が
１１月１日～３０日まで沖縄市音楽資料館 おんがく村で開催されます。
会場では芭蕉布も作曲した沖縄を代表する作曲家・普久原恒勇さんの
ＥＰレコード６０枚が展示されます。
右見さんも大注目の作品展です！
趣味で三線を弾いている方はご存知かと思いますが、難しいのが調弦です。
ギターの場合はペグを締めたり緩めたりしますが、
三線のペグにあたるのが弦を巻き付けて音程を調節する「カラクイ」という部品。
コツを掴まないと巻いてもくるっと戻ってしまいます。
かと言って、無理にすると折れてしまったりと中々扱いが難しい部分です。
その三線の調弦がコツも入らず簡単になる「カラクイ」が開発されました。
プロの演奏家にも好評だそうです。
調弦に悩んでいた方、一度試してみてはいかがでしょうか。
最後は沖縄も韓国も好き！という右見さんのような方におすすめ情報です。
１１月３日から、「いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」という
映画が公開されます。
沖縄を舞台に描かれるロマンティックコメディで、
佐々木希さんとSUPER JUNIORのイェソンさんが共演しています。
沖縄県が全面的にバックアップしていて、
首里城や美ら海水族館を始めとする観光名所でのロケが行われたそうです。
主演の２人だけでなく、写っている風景にも注目です！
〈今週の曲〉
Ｍ１ 一二三四 ／ アルバム「沖縄のわらべうた」より
Ｍ２ 正月美ら着物 ／ アルバム「沖縄のわらべうた」より
Ｍ３ 木柴ほろほろ ／ 伊波智恵子 アルバム「沖縄のわらべうた」より
Ｍ４ 草まくら ／ jimama アルバム「普久原メロディー」より
（オリジナルＥＰ盤）
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい！！
FAX:06-6832-8370
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『沖縄へいこう』
毎週日曜日13:30～14:00放送中！
