旭堂南陵のなにわ友あれ
アシスタントの畠山 美咲です。
1月28日の放送はお聴きいただけましたでしょうか?
1月28日は、旧正月。
日本では旧暦でこの時期がお正月でしたが、
明治6年に新暦に変わってから1月1日をお正月としています。
しかし、中国や韓国、ベトナムといった国では
現在でも旧正月を盛大に祝われています。
日本もこの時期、中国や韓国からの旅行客で賑わいますよね。
それはこの『旧正月のおかげ』なんです!
日本でも神戸元町の中華街では龍踊り(じゃおどり)等の催しもあり、
旧正月を街を挙げて盛大にお祝いするんだとか!
もし、「遊びに行ったよ」という方はメッセージで教えてくださいね♪
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”今週のなにわことば“
一つ目は”あらめ”
ワカメやヒジキやヒロメでもなく海草のあらめです。
関西では八、十八、(二十八)の末広がりの日にこの”あらめ”を
「芽が出ますように」と食べ、そのゆで汁は厄除けに道にまいたそう。
名前は、ワカメよりも荒い芽だからでしょうか?
二つ目は”てんてらてん”
今はジーンズを買う時には、殆どのお店で裾あげをしてくれますが、
昔は限られたお店でしかしてくれなかったそうです。
せっかく服を買ったのに服が小さくて裾が足りない、
そんな時に「てんてらてんや!」と使ってみてください。
”つんつるてん”と同じような『衣服が足りていない』という意味です!
または、お金がなくなって財布の中身が残っていない‥
”すっからかん”の意味もあるそうなので、
使い分けてみてください!
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美咲のこれなんですのん
”恵方巻”です
節分の日にその年の恵方を向いて
無言で太巻きを食べると運が良くなるとされている「恵方巻」は、
遥か昔からある文化かと思っていたのですが、
節分に食べられるようになったのは、わりと最近だそうです。
太巻きを丸かぶりする文化の始まりですが、
大阪の昭和の始め頃、幼い芸妓さんに無理やりに太巻きを食べさせ
喉に詰まらせたのを喜んだりした。そんなことからでした。
それを後に大阪の海苔屋さんが、
「節分に恵方を向いて太巻きを食べると運が良くなる!」と宣伝し、
まずは関西圏から食べられるようになりました。
更にコンビニが”恵方巻”という名前で大々的にPRしたことから
徐々に全国的に広まったという説があると師匠から教わりました。
こういった説があることから、
師匠はあまり今の日本の恵方巻文化はあまりお好きではないそうで、
太巻きも丸かぶりはされず、食べるとしても食べやすいように切り分けるんだそうです。
「そうしたら皆も食べやすいし、福も分けられるやろ?」とのこと!
師匠が以前仰っていた『お福わけ』の心がここにも!
なんだか今までの恵方巻に対する考え方が凄く変わりました!
今週も師匠に色々なお話を聴けました!
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また、皆さんから、私たち2人に聞きたいことや
応援のメッセージ等もお待ちしております!
これは、なにわことばでしょうか?
日常のちょっとした気になっていたこと等々、
どんなことでも結構です!
是非メッセージでお送りください。
師匠が詳しく教えてくれます!
メッセージはこちらにお願いします。
fax → 06-6832-8370
mail → nocorin@senri-fm.jp
では、来週もお楽しみに♪
『旭堂南陵のなにわ友あれ』
毎週土曜日 午後2時30分~3時放送中!