番組への
メッセージ

2017年2月13日(月)『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

みなさん、こんにちは。
ごきげん千里837」月曜日、
中野寛成さんと共にお送りしている中村佐織です。


二月は逃げる、まさにそうですね。

短い月の割に
節分、バレンタインデーと
続いてイベントがありますから
余計に慌ただしく感じるのかもしれません。

この時期の楽しみといえば、観梅
桜のような浮き立つ華やかさはありませんが、
清廉な空気の中に佇む梅の木の姿は
また凛としていいものです。

昔はさほど気にもしていませんでしたが、
大人になると年々、
梅の良さがわかるようになっていく気がします。

今のスマホカメラは性能が良く、
私のような素人が撮影しても
それなりに綺麗に撮れるものです。

可愛い梅の花を見かけると、
思わずカシャッと保存してしまいます。
便利になりましたね。

ですがやはり、
自分の目で見た時の感動には勝てません。

香り、空気の冷たさ、
揺れる細い枝、震える花、穏やかな日差し。

全てを自分の体で受け止めるのは
とても気分がいいものです。


さて「唄って!寛成さん」のコーナー。
童謡や唱歌をアカペラで披露していただいています。

今週は「早春賦」。

吉丸一昌の作詞、中田章作曲のによる日本の唱歌。
1913年(大正2年)に発表されました。

2006年から2007年にかけて
文化庁と日本PTA全国協議会が選定した
「日本の歌百選」に選ばれています。

『尋常小学唱歌』の作詞委員会代表であった吉丸一昌が、
自作の75編の詞に新進作曲家による曲を付け
「新作唱歌」全10集として発表した中の一作です。

長野県大町市、安曇野あたりの
早春の情景をうたった歌とされ、

長野県立大町中学校
(長野県大町高等学校の前身)
の校歌を作りに来た吉丸が、
大町、安曇野の寒さ、
そして春の暖かさを歌った歌詞だそうです。

題名の「」とは
漢詩を歌うこともしくは作ることを指し、
早春に賦す」が元々の意味だとか。

三拍子の緩やかなリズムと
穏やかなメロディーは
日本の情景を歌った歌詞にぴったりですが、
作曲家の中田章は
モーツアルトやショパンに影響を受けたところがあると見られ、
この早春賦も
モーツァルト作曲の「春への憧れ(k596)」と
とても似ていると言われています。

そこで聴き比べて見たのですが、
確かに出だしからとてもよく似ています。

モーツァルトの方が軽やかで跳ねるような感じ、
早春賦はやはり穏やかな日本の春。

ということで、似て異なる
というのはさすがに一流の作曲家ですね。


リズムを取るのが難しい
とおっしゃいながらも寛成さん、
春ののどけさを感じる
優雅なお声を聞かせてくださいました。

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「唄って!寛成さん」のコーナー、
来週もお楽しみに!


放送の次の日はバレンタインデーでした。
ということで、
佐織さんからバレンタインプレゼントとして
リップクリームと化粧クリームを頂いた寛成さん。

さっそく、リップクリームを使って
潤いのある唇に(笑)

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リップクリームを手に
嬉しそうな寛成さんでした^^




『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)月曜日』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織