旭堂南陵のなにわ友あれ
アシスタントの畠山 美咲です。
2月4日の放送はお聴きいただけましたでしょうか?
2月4日頃は立春ということで「立春大吉」というお札についてのお話。
立春の前日に「節分」がありますが、豆まきをして鬼を払う以外に、
「立春大吉」と書かれたお札を玄関に貼ります。
実は私は初めて知りました。
「立春大吉」という言葉をお札に縦に書くと
この四文字、全てが左右対称で裏から見ても表から見ても
「立春大吉」と読みますよね!
このお札が玄関に貼ってあると、鬼が家に入ってきた時に
前から見ても後ろから見ても「立春大吉」と書かれているので、
鬼は「あれ?さっきと同じ文字がある。まだ家に入っていない!?」
と勘違いして逆戻りしてしまうんですって!
鬼が入ってこないように、厄除けとしての意味があるんですね!
あなたのご家庭やご近所さんは
「立春大吉」のお札は貼られましたでしょうか?
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”今週のなにわことば“
一つ目は”よおてぬぐい”
「良くできた手ぬぐいかな?」と思ったのですが違いました(笑)
西洋手拭いのことで、簡単に言うと[タオル]です。
あの有名な曲の歌詞で、
「貴方はもう忘れたかしら~赤い手ぬぐいマフラーにして♪」とあります。
この手ぬぐいは、洋手ぬぐいの事。・・・赤いタオルの事だそうですよ!
なにわ言葉を知ることで、曲に対する視野が広がりました!
二つ目は”のおれんにもたれる“
のおれんは、そのまま暖簾(のれん)のことです!
例えばあの人は頼りないという時
「のおれんにもたれてる奴なんかとつきあうな」と
あまり良いイメージでは使いません。
また、手ごたえがまったくない時もこの言葉を使います。
なにわ言葉は、いくつも意味があるものが多く
慣れていないと微妙なニュアンスもあり使いわけるのが難しいですね~。
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美咲のこれなんですのん
”針供養”について教えていただきました!
針供養は、お裁縫の上達と怪我をしないことを願って、
古くなったり折れたりした針を豆腐やこんにゃくに刺して
神棚に供えたり川に流したりする行事です。
また、関西は十二月八日で関東は十二月八日と行う月が違います。
私はお裁縫は”ボタンをつける”くらいしかできませんが、
師匠はなんと革の鞄を自分で専用の接着剤で直されたそう!
今は、お裁縫用や革製品用等の色んな種類の接着剤が売られていて
ちょっとしたちょっとしたお直しだと針を使わなくても済むようになりました。
もしかしたら師匠が言っていた[接着剤供養]ができる日がくるかもしれませんね!!
今週も師匠に色々なお話を聴けました!
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また、皆さんから、私たち2人に聞きたいことや
応援のメッセージ等もお待ちしております!
これは、なにわことばでしょうか?
日常のちょっとした気になっていたこと等々、
どんなことでも結構です!
是非メッセージでお送りください。
師匠が詳しく教えてくれます!
メッセージはこちらにお願いします。
fax → 06-6832-8370
mail → nocorin@senri-fm.jp
では、来週もお楽しみに♪
『旭堂南陵のなにわ友あれ』
毎週土曜日 午後2時30分~3時放送中!