午前7時~9時、
吹田市役所 低棟層3階研修室におきまして、
平成20年度 吹田市災害対策本部図上訓練が行なわれました。
地震の発生による災害は大規模な被害をもたらしますが、
被害を最小限に食い止める為に、
地震発生直後において迅速な初動体制を確立し、
的確な防災活動を実施することが必要です。
そのため意思決定機関である災害対策本部の運営に特化した
図上訓練が実施されました。
富田副市長を災害対策本部長として行なわれたこの訓練では、
「休日の早朝、
上町断層帯の豊中市北東部を震源とする地震が発生し、
吹田市では震度6強、一部地域で震度7の大地震に襲われた。
吹田市全域では道路が寸断され、
電気、水道、ガス等のライフラインに大きな被害が発生している。
また、吹田市域南部、及び、西部を中心に多大な被害が発生しており、
多くの建物が倒壊、多数の市民が生き埋めとなっている模様である。
さらに、市内各所で発生している。」との想定で行なわれました。
FM千里では、この図上訓練の様子を、
17日(土)のワイド番組、
『青ちゃんのサタデーパーク』内で放送、
19日(月)、『ごきげん千里837!』内、
【ズームアップ吹豊】で再放送しました。
緊張感漂うこの図上訓練では、
行政としては何をすべきか、
市民は、地域では、何をすべきか…
考えさせられた訓練でした。
取材 : 向井 利佳子/小野 由紀子