2017年10月14日（土）沖縄へいこう | FM千里 83.7MHz 【公式サイト】

今週もお聞き頂きありがとうございました。

今年の沖縄は暑いという事を何度も紹介していますが、
７日（土）にこんなニュースが配信されました。

「那覇、102年ぶりに10月の観測史上最高気温タイを記録」です。

この日の那覇市は、朝から気温がぐんぐん上昇し、
10月にもかかわらず、13時21分に33.0℃を観測。
これは、1915年10月2日と並ぶ10月の最高気温で、
実に102年ぶりの暑さでした。

写真からも暑さが伝わって来ます。
記事によると、蒸し暑さは少し落ち着いてきているようですが、
沖縄ではまだまだ日焼け対策・熱中症対策が必要ですね。

さて、毎月第１週・第２週は、
毎週日曜日、琉球新報に掲載されている
作曲家・普久原恒勇さんのエッセー「ぼくの目ざわり耳ざわり」を
パーソナリティーの右見さんの朗読で紹介しています。

今週は第２３話「それで良い！」です。

「三筆」という言葉をご存知でしょうか。
日本の書道史上、三人のすぐれた能書家の事で、
簡単に言うと、「その時代の素晴らしい文字を書いた３人の方々」です。
平安の三筆、寛永の三筆、幕末の三筆などと言われますが、
なかでも、平安の三筆　弘法大師空海、嵯峨天皇、橘逸勢が有名です。

とは言っても今回のエッセーは、この方々についてではなく、
普段私達が書いている「文字」について。

素晴らしい詩を書き、文章力も高いけれど、あまり字が得意ではない人。
反対に書家はとても上手な字を書くけれど、自分の詩を書にするわけでない。
また、字はまぁまぁで文章力もそれほどではないけれど、スピーチの上手な人。
いろいろな方がいます。

普久原さんご自身も、楷書が苦手だそうです。

でも人は万能ではないので、
字が下手でも、文章力がなくても、うまく喋れなくても、
要は、何をするにしても、その人らしさが出ていれば、それで良いんです。

エッセーは「と思うので私もがんばれる訳です」。という文章で結ばれています。
確かにそう思うと、上手くできないことがあっても何とか頑張っていけそうですね。

この普久原恒勇さんのエッセー「ぼくの目ざわり耳ざわり」は
次回は１１月４日（土）にお届けします。
どうぞ、お楽しみに。

４人で活動しているボーカルグループ・ネーネーズの
世持葵さんが来年の１月７日でグループを卒業することが
発表されました。

（右から２人目が世持葵さんです！）

オフィシャルサイトによると、
まだ具体的な活動は未定ですが、今後も音楽は続けていくそうです。
また、ネーネーズは３人で活動していくとの事。
１９９０年の結成以来、メンバーは何度も変わっていますが、
正式にメンバーが３人になるのは初めてです。
これからはどんな音楽が聞けるのでしょうか。
世持葵さんとネーネーズ。どちらも今後の活躍が楽しみです。

これまでにも度々ご紹介してきた那覇市樋川の農連市場。
戦後、「県民の食の台所」として、たくさんの方に親しまれてきました。
この市場が今月末で閉鎖します。

新しい施設は１０月１７日に完成する「のうれんプラザ」。
市場に入っていたお店も含め約１２０店舗が入ります。
１７日に完成式典が開かれ、飲食店など一部はこの日から開店するそうです。

現在の農連市場跡地にはマンションが建設される事になっていて
２０２０年完成予定です。

次の火曜日、１０月１７日は何の日かご存知でしょうか。
この日は「沖縄そば」の日です。
本土復帰後、沖縄そばは蕎麦粉を使用していないため、
「そば」という呼び名を使うことを禁止されました。
県民に親しまれてきた歴史ある名称を存続しようと運動を展開した結果、
公正取引委員会から正式に「沖縄そば」の呼称認定を受けたのが、
１９７８年（昭和５３）年１０月１７日です。
この事から１０月１７日が沖縄そばの日に制定されています。

今日（１４日）は本部町で「第７回そばフェア」が開催されています。

本部町は沖縄そばの町と言うだけあり、たくさんのお店があります。
最も有名なのは「きしもと食堂」でしょうか。
いつも行列が出来ています。