ぼらぼ~ら！！
毎月第1週はばんちゃんが徹底取材して
お届けする【北摂とことん！】をお届けしています☆
今月はカップヌードルミュージアム・大阪池田を
ぼらぼらしてきました！
ミュージアム前には安藤百福さんの銅像があります(^^)
1999年にインスタントラーメンを発明した安藤百福さんの
「未来を担う子供たちに発明の楽しさを知ってもらいたい」という
想いが込められて開館しました。
今年、横浜にあるカップヌードルミュージアムと名称を統一。
ここでは、チキンラーメンやカップヌードルの開発のプロセスを
楽しく知れたり、チキンラーメンを実際に作ったり、自分だけの
オリジナルのカップヌードルを作ったりできます。
入り口から早速入っていくと、まず目に飛び込んでくるのが
安藤百福さんが池田の自宅横に建てた研究小屋。
この小屋の中で1日中チキンラーメンの開発をしていた
百福さん。平均睡眠時間4時間で、研究を重ね
世界初のインスタントラーメンを完成させました。
中古で購入した製麺機以外は、家庭にある調理器具ばかり・・・。
計量器がなく、自分の手の感覚で水分の量や
麺の量を調節していたそうです。
開発の末、販売を始めたチキンラーメンは
主婦の口コミにより瞬く間に大ヒット！当時の箱には
「体力をつくる強力栄養食」と書いてあります。
最初は家族で1日400食を製造していましたが
それでは追いつかず、工場を建て製造スタート。
更に海外進出を考えた百福さんは欧米視察へと乗り出します。
その視察で、丼ぶりとお箸が無いことに現地で気づいた百福さん、
ところが目の前で、バイヤーがチキンラーメンを割り
紙コップに入れフォークで食べたのを見てひらめくものが！
「海外ではお箸や器がない場合も多い。世界に向けて発売できる
手で持てるインスタントラーメンを開発しよう！」と。
そこから5年かけて誕生したのがカップヌードルなんです！
カップヌードルの開発も簡単なものではありませんでした。
まずどんな材料が器に適しているか鉄や陶器、紙などで
試作。その結果発泡スチロールが最適となりましたが、当時は
魚の運搬用などしか発泡スチロールのケースは無く
「それならば発泡スチロールの食品用カップを作る
工場を建てよう！」と(゜ロ゜) なんとも大胆な発想です。
また、「片手で持てる。」というこだわりから台形のカップを
採用したものの、工場のラインで上から麺を入れようとすると
麺が入ったり入らなかったりでうまく入れれない問題が・・・。
悩んだ百福さんはある日就寝中にめまいを起こすのですが
そのめまいの上下がひっくり返る感覚をヒントに
「麺を上からいれるのではなく、麺にカップをかぶせたらいい！」と
逆転の発想を思いつきます。
麺、カップの問題が解決して次に取り掛かったのは具材の選定。
様々な具材を集めて試す中で、当時の秘書が
「えびが入っていたら100円出しても惜しくない」と言ったのが
きっかけでえびが選ばれたんだとか。
（当時候補に挙がった食材）
カップの下の部分は空間を作ることで、運搬時の強度を強く
またお湯を入れた時に滞留が起こり麺の戻りが
早くなる仕組みになっています。
こうして発売されたカップヌードルですが高価だったこともあり
最初はなかなか売れませんでした。が、百福さんの
「売れないのなら、売れる場所を探して営業をしよう」との声で
病院や警察などに販売に行ったそうです。
更に「カップヌードル自動販売機」を製造。
第1号は日本経済新聞社東京本社に設置、
1日300食を超える大人気となりました(^^)/
どの展示品もおもしろくて興味深々のばんちゃん、
全くまっすぐ前に進みません！
番組でもこの前半部分をお伝えするだけで3時間(-_-)
チキンラーメンを作る体験やマイカップヌードルファクトリー、
それに美味しいランチの話も！
まだまだまだまだ紹介しきれていません(ﾉ_< ;)
そこで12月9日は「カップヌードルミュージアム 大阪池田」
ぼらぼら第2弾をお送りします！ぜひお聴き下さい☆
（お土産に頂いたひよこちゃんバンダナで
今週は3時間お届けしました～）
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【飛び出せ！のこりん隊！】
辻 夢華 ・ 「上天草物産展」
『馬場章夫のぼらぼら千里』
（提供：MC企画付属タレント養成所SAT）
毎週土曜日10：00～：13:00放送中！
