２回目の放送。
お聴きいただきました皆さん、ありがとうございます。
【アクターズ・ファイル】 第２回 森光子
今回は国民的お母さん女優、また喜劇人でもあった
森光子さんをピックアップ！
関西で女優として活動している森さん。
１９５８年、人生を変える瞬間が！
「８分間だけよろしく」と書かれた台本。
当時ヒットしていた曲『船方さんよ』 『お月さん今晩は』
『有楽町で逢いましょう』 『俺は待ってるぜ』の４曲を
１フレーズずつ繋げたものを披露したところ、
たまたま劇場で見ていた劇作家・菊田一夫に見出され、東京進出を果たします。
関西では絶大な人気で実力も認められていた森光子さんですが
東京からのスターとの共演では香盤表が４番手程度になることを不満に思っていたそう。
そんなとき、共演していた三木のり平さんらの仲間内で
自分の胸の内を川柳にして詠みあう遊びをしていた際
『あいつより 上手いはずだが なぜ売れぬ』
と詠んだエピソードが・・・。
森さんと言えば『放浪記』ですよね。
作家・林芙美子役で初の主役に抜擢され、体当たりな演技が話題に。
この作品で芸術祭文化大臣賞やテアトロン賞を受賞。
生涯で通算２０１７回を数える主演代表作となったと共に
主演女優の階段を上るきっかけにもなりました。
この『放浪記』については、
「死んでもこの役は渡したくない」と並々ならぬ思いを語っていらっしゃいます。
毎日朝・晩の１５０回のスクワットを欠かさず、肉体改造・筋力強化に励み
生涯現役であり続けようとした森光子さん。
奇しくも、先週ご紹介した森繁さんと同じ日に９２歳の生涯を閉じられました。
【名作朗読劇場】 泉鏡花・作 「夜叉ヶ池」 第１話
今週から泉鏡花の「夜叉ヶ池」スタートしました。
このお話、登場人物がおよそ２０名余りもいるそうで、
オンジさん・高野さんがどのようにその人物達を演じ分けるのかが聞きどころです！
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番組へのメッセージは
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E-mail ： nocorin@senri-fm.jp
で、お待ちしています 😀
『章雄と暢子の夢舞台』
毎週土曜 午後１時～２時 放送
