今週もお聞き頂きありがとうございました。
沖縄は台風6号が接近し、50年に一度の大雨を観測したところもありました。
沖縄にお住まいの方は不安な日々を過ごされていると思います。
報道によると、雨のピークは過ぎましたが、地盤が緩んでいるため
引き続き土砂災害への警戒が必要だそうです。
被害が大きくならないことを祈ります。
さて、今週はRIKKIさんの楽曲をお届けしました。
RIKKIさんは奄美出身の歌手で本名は中野 律紀さん。
2001年には、RIKKI名義でファイナルファンタジーXの主題歌「素敵だね」を
発売しています。
今日はアルバム「RIKKIのくろうさぎはねた」を紹介しました。
このアルバムは、奄美大島の自然と独特の文化や風習を題材にした
絵本「くろうさぎはねた」を歌にしたものです。
これを聞くと、奄美のことがよくわかります。
今日はこのアルバムから、「くろうさぎはねた」「悲しきマングース」
「ルリカケスのうた」「一村さん」の4曲をお届けしました。
最後に紹介した一村(いっそん)さんとは、
奄美の自然を描き続け、日本のゴーギャンとも称される
日本画家・田中一村のことです。
まずは、「一村さん」の歌詞を紹介します。
「ながれついたあまみじま」とあるように、
田中一村は奄美大島出身ではありません。
1908年に栃木県で生まれました。
50歳の時に1人で奄美大島に渡り、
69歳で亡くなるまで、働いて生計を立て、
そこから数年絵を描き続けるという生活を送りました。
ここからは、「一村さん」の歌詞に出てくる
植物や動物を描いた田中一村の作品を紹介します。
ダチュラ(ダチュラとアカショウビン)
アダン(アダンの木)
クワズイモ(クワズイモとソテツ)
ソテツ(蘇鉄残照)
ビロウ(ビロウとブーゲンビリア)
クロトン(クロトンと熱帯魚)
ルリカケス(オオアカゲラとルリカケス)
アカショウビン(初夏の海にアカショウビン)
アカヒゲ(百合と岩上のアカヒゲ)
最後は、作品ではありませんが、
「ピカソのえほんをもっていた」一村さんです。
今年は生誕110周年。
フランスのほか、日本国内でも3つの美術館で展覧会が開催されます。
関西は佐川美術館です。興味のある方は、ぜひ調べて見て下さい。
奄美群島の主読紙「南海日日新聞」(6月5日)に、
32個の雄花を付けたソテツの写真が掲載されていました。
瀬戸内町請島のヘリポート展望台で見つかったそうです。
また、5月22日の琉球新報には、伊江島ハイビスカス園の
29センチのハイビスカスが掲載されていました。
パーソナリティーの右見さんのお家のアカバナーは10センチ。
そこから考えると、29センチはものすごい大きさですね。
先日ご紹介した鶴見緑地にある咲くやこの花館で開催されている
「ハワイの植物展」。右見さんも出かけてきました。
同じ南国ということで、何か沖縄つながりがないかと探していたところ、
ハイビスカス展示室で発見しました!
ハイビスカスの仲間「オオハマボウ(ゆうな)」が紹介されていました。
ゆうなと言えば、番組でもご紹介している普久原恒勇さん作曲の「ゆうなの花」。
沖縄にはこんなに美しい曲がありますよと、この曲の歌詞が
大きなパネルで紹介されていました。
現在、阪急うめだ本店では、「おいしいかわいい沖縄展」が行われています。
14日(木)はうちなーアナウンサー阿波根あずささんによる
泡盛トークショーがありました。
トークショー後に一緒に写真を撮って頂きました。
物産展は19日(火)までです。
ぜひ、お出かけ下さい。
そして、阪急うめだ本店での沖縄展のあとは、
あべのハルカス近鉄本店です。
6月20日(水)~26日(火)まで、
めんそーれ!沖縄展が開催されます。
今回の物産展では伊波幸乃さんによるライブもあります。
詳しくはホームページをチェックして下さい。
番組でも紹介しましたが、阪神・阪急・近鉄のすべての物産展で
黒糖アガラサーが販売されています。
黒糖の入った蒸しパンのようなもので、もっちりふわふわです。
物産展では蒸したての温かいものが販売されています。
優しい味で美味しいので、黒糖が好きな方は食べてみてはいかがでしょうか。
〈今週の曲〉
M1 くろうさぎはねた / RIKKI
M2 悲しきマングース / RIKKI
M3 ルリカケスのうた / RIKKI
M4 一村さん / RIKKI
すべてアルバム「RIKKIのくろうさぎはねた」より
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!