番組への
メッセージ

2018年6月26日(火) 北千里アワー

皆さん、元気ですかー!?

火曜日担当の加田智志です。

6月26日は「世界格闘技の日」です!いかがお過ごしでしょうか?

僕は25日に開催された宝塚記念で起きたドラマに感動しました。

レースに優勝したのはミッキーロケット、騎乗していたのは和田竜二騎手です。

この和田竜二騎手、先月この世を去った名馬テイエムオペラオーの主戦騎手でした。

和田騎手は2001年にオペラオーが引退して以来、

17年間G1レースで優勝できていませんでした。

しかし、オペラオーが逝ってしまった翌月にG1レースを見事優勝。

G1史上最長間隔記録となったこの優勝を和田騎手は「オペラオーが

背中を押してくれた」と表現していましたが、

天国の相棒へ最高の花向けになったのではないでしょうか。

先月オペラオーが亡くなり、切ない思いをしたばかりで

まさかこんなドラマが待っているとは思いませんでした。

和田騎手、本当におめでとうございます!!

さぁ、「世界格闘技の日」と言いましたが、

6月26日は1976年にアントニオ猪木とモハメド・アリが

格闘技世界一決定戦と称して試合を行なった日です。

全世界が注目したこの世紀の一戦を記念して、

モハメド・アリが亡くなった2016年に記念日として制定されました。

当時は酷評されたこの試合も今では名勝負と再評価されています。

本当に時代を先取りし過ぎたのではないかと思います。

そして、今週はもう一つ。

重量級レスラーの中でも素晴らしいレスラーとして

知られるビッグバン・ベイダーが亡くなりました。

初登場で絶対王者だった猪木を破る衝撃は観客が暴動を起こすまでに発展し、

新日本プロレスで激闘を繰り返した後、

プロレス団体を数多く渡り歩き、いくつものベルトを巻いてきました。

そんなベイダーの試合の中でも僕が忘れることのできないのは、

アントニオ猪木対ビッグバン・ベイダーです。

引退間近のアントニオ猪木に対してベイダーハンマーを繰り出しながら、

何故か「ガンバッテェー!ガンバッテェー!」と

言い続けるというシーンもさる事ながら、

猪木さんとベイダーさんの巧さ、プロレスの魅力が詰まった試合でした。

晩年は余命宣告もされていたという事ですが、

まさかこんなに早いとは思いもしませんでした。

ご冥福をお祈りいたします。

はぁ…。今週は色々な事があって、

色々な感情が入り混じる1週間でした。

6月の放送も今週で終わりです、

7月はどんな月になるでしょうか?楽しみです!

それでは今週はこの辺で!

また来週!



『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア