番組への
メッセージ

2018年7月12日(木) 北千里アワー

こんにちは!
北千里アワー木曜日を担当しています、高山香純です!

今週の「やってんねん関大!おおさかまち探し」のコーナーは、
文学部1年生前島梨乃さんにお越しいただきました!

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今回の前島さんの取材先は、摂津市ちびっこ劇団「ひなどり」です!

「ひなどり」は小学生28人からなる劇団。
小学生という小さな子供たちが活動していることからその名前になったそうです。
他に、「バードリング」というひなどり出身の中学生6人と高校生2人の劇団もあります。
毎年3月と9月に公演があり、それに向けて毎週土曜日に活動しています。

前島さんは、設立から関わっている中村賢一さんにお話を聞いてきてくれました!
「ひなどり」が結成されたのは2002年4月で、今年で16年目になります。
以前は土曜日に学校があったが今は休み。
何か出来ることはないかと中村さんの知り合いがいた
摂津市教育委員会から要請を受けました。
そこで中村さんはボランティアとして、
教育委員会の援助を受けながら試しに一年間ちびっこ劇団をやってみることに。
すると、摂津市内に演劇をしているところがないということもあり大好評!
最初は一年だけの予定が、続けてくれている子供たちも沢山いて、
ボランティアながら16年目まで長い期間活動ができているとのこと。
また、親御さんが舞台衣裳を作ってくれたり、
教育委員会が会場を用意してくれたりと
周りの人たちの協力も大きな活力になっているようです。

ひなどりの台本は中村さんのオリジナル。
練習前に雑談をしたり、子供たち一人一人としっかりコミュニケーションを取って、
それぞれに合わせた役と台詞を与える「あてこみ」を行っているそうです。
今は次の9月の公演に向けての練習中。
既にみんな台詞を覚えており、
前島さんの取材のときには通し稽古をしていたんだそうです!

「バードリング」の子供たちが「ひなどり」の練習にも参加していたそう。
小学生の子供たちの面倒を見たり指示を出したり。
でも、前島さんが話を聞いたところ、中高生たちも注意をしたりするが「ひなどり」は
小学生の活動の場なので基本的には小学6年生に言ってもらうようにしているとのこと。
小学生は中高生の子供たちから見よう見まねで学ぶことも多いようです。

中村さんが指導の際に気をつけているのは、まず無事と安全。
遅刻や欠席は必ず連絡するようにしています。
そしてもうひとつは、きちんと叱ること。
最近の子供は叱られる機会が少ないです。
子供たちが何か間違ったことをしたときはきちんと伝えて叱るようにしているそうです。

前島さんは、子供たちがみんなしっかりしていて年下に見えなかったと話してくれました!

前島さんありがとうございました!

それでは、今回はこの辺で。
高山香純でした!!



『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア