今週もお付き合いありがとうございました。
ごきげん千里837、水曜日担当の林優子です。
さて、今週のズームアップ吹田は3名の
素敵なゲストの方々にお越しいただきました。
9/22(土)~24(月) すてっぷ豊中で開催される
第12回 関西クィア映画祭2018。
実行委員の、末原真紀さん 西木久実さん
キュレーターのおひとり、よりーさん
この3名の方々に映画祭についてお伺いしました。
まず、クィアとは英語で「奇妙な」「変な」と言う意味で性的に
普通でないとされる人への蔑称何だそでうです。
では、この関西クィア映画祭とはどんな映画祭なんでしょうか。
それは、「性」をテーマにした映画祭。
「LGBTの映画祭」ではなく、広い意味での「性」であり「生」。
平たく言えば性的マイノリティーの為の映画祭ではなく、
誰でもが足を運んで欲しい映画祭。
性にとらわれず、それぞれの性格、趣味趣向を個性と捉えると、
LGBTの、とくくってしまうよりも入り口が広くなりますよね。
上映作品を選ぶにあたっても大事なことがあるそうです。
海外の映画を選ぶときの基準として白人、ゲイ、英語話者の
作品ばっかりにならないようにしているそうです。
なぜならそういう人たちは、セクシャルマイノリティーの中での
強者だからだそうです。だから、このクィア映画祭では16の国や地域から
短編作品も合わせて31の作品が3日間で上映されます。
今回映画祭では特集も組まれています。
「ろう×セクマイ映画があつい!」
全編が手話の映画、しかも女性同士の恋愛映画って
ご覧になったことはありますか?
そもそもろう者を主人公にした映画自体が少ない中、それを自分で作る!
作品にしたのが、この映画祭のパンフレットの写真にもなっている
「虹色の朝がくるまで」の監督さんなんです。
しかも、監督ご自身もろう者なんだそうです。
この作品は日本映画。ね、白人でも英語話者でもないでしょ?
さて、先ほども言いました通り、この映画祭では31もの作品が上映されます。
詳しいスケジュールは公式HPをご覧いただきたいのですが
どの作品も魅力的なラインナップとなっています。
お話を伺う中で心をうたれた言葉が
お目当ての作品と、もうひと作品観てみてください。
新しい発見が出来ると思いますとおっしゃっていたことです。
広い意味での性・生に目を向ける良い機会になると思います。
第18回 関西クィア映画祭2018は
9/22(土)~9/24(月)まで
とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ「すてっぷホール」で開催されます。
ぜひチェックしてみてくださいね。
さて、9月に入り少しずつ過ごしやすい気候になってきました。
季節の変わり目、体調管理にはお気をつけくださいね。
千里de川柳
今月のテーマは「防災」
皆さんからのメッセージと併せて作品をおまちしていますのでよろしくお願いします。
それではまた来週もお付き合いくださいね。