こんにちは!
北千里アワー水曜日担当の西岡葉月です!
11/14放送のカルトークで紹介したのは、
種村有菜さんの『猫と私の金曜日』です!
物語の主人公は可愛いものとチョコレートが大好きな
高校生の立花 愛というごく普通の女の子。
そんな愛は同じ学校に通っている1つ年上の男の子、
芹沢先輩に恋をしていました。
芹沢先輩は学校イチの人気者でライバルも多い恋ですが、
愛にはそんな先輩を独り占めできる唯一の時間がありました。
それが毎週金曜日の図書委員の仕事のある日。
芹沢先輩はいつも毎週金曜日に本を借りに来るので、
その間は2人っきりになれる至福の時間だったんです。
なんの取り柄もなく平凡でごくごく普通な自分の名前すらすぐに覚えてくれて、
更には自分が好きなチョコレートを差し入れしたりしてくれる優しい先輩が大好き・・・と、
日々 乙女回路をキュンキュンさせる愛でした。
そんなある日、愛は週に一度同じマンションに住む
小学5年生のイトコの「猫太くん」の家庭教師をすることになります。
約1年ぶりに再会した猫太くんは素直で勉強の飲み込みもはやく、
まるで天使のような笑顔で可愛く良い子でした。
そして後日、愛が可愛いイトコの家庭教師をすることを友達と話していると、
そこへ芹沢先輩が通りかかり、声をかけてくれたんです。
友達が気を利かせてくれて先輩と2人きりになれた愛ですが、
そこでなんと先輩から季節はバレンタイン間近ということで
「立花は誰かにチョコをあげるのか?」と聞かれます。
そしてさらに、
「立花からチョコをもらえるやつ、すげーうらやましい」
「毎週図書室へ本を借りに行ってるのは、
返すときにまた立花に会えるからだよ」と言われます・・・。
もしかしてこれは脈ありなのでは・・・?と感じた愛は、
勇気を出して先輩へ告白しようと思いラブレターを書いて
バレンタインのチョコと一緒に渡すことに。
ですが、後日いざ先輩へ想いを告げようと覚悟した愛ですが、
頑張って書いたラブレターを無くしてしまったことに気づきます。
もしかしたらどこかへ落としてしまったのかも、誰かに見られてたらどうしよう、
とあたふたしてしまい、でも直接言う勇気もなく結局告白はできませんでした。
そこで手紙も直接もダメならメールで言おう、と思いついたんですが、
携帯を開くとなぜか先輩のメールアドレスやメールのやり取りが
全て消えてしまっていたんです。
そして家庭教師の日。
落ち込んでいた愛に、猫太くんが愛の大好きな美味しいチョコレートを
食べさせてくれて元気づけようとしてくれました。
そんな猫太くんの可愛い優しさに感動する愛でしたが、
猫太くんの机からなんと無くしたはずのあのラブレターが出てきたんです。
なんでこんなところに?と不思議がる愛。
すると猫太くんは今までとはまるで別人のような態度で
「告白は諦めたら?」と悪魔のような笑みを浮かべます。
実はラブレターがなくなったのも、芹沢先輩のメールアドレスや
メールのやり取りが消えてしまったのも、
全部このイトコの猫太くんの仕業だったんです。
そしてどうしてこんな意地悪するのかと聞くと、
なんと猫太くんから「愛ちゃんのことが好きだから」と思わぬ告白される愛。
猫太くんの気持ちには答えられない!と言ったものの、
なぜか胸きゅんとドキドキが止まらない愛なのでした・・・。
愛に気があるような様子を見せる芹沢先輩。
小学生だけど本気で愛のことが好きだという猫太くん。
芹沢先輩に恋するも、熱烈な猫太くんからのアプローチに
乙女回路をキュンキュンさせてしまう愛の三角関係が、
果たしてこの先どうなっていくのか。
種村有菜さんの『猫と私の金曜日』は全11巻です。
ぜひ読んでみてください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
それでは今回はこの辺で!
西岡葉月でした〜(((o(*゚▽゚*)o)))
『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア