こんにちは!
北千里アワー木曜日を担当しています、高山香純です!
今週の「やってんねん関大!おおさかまち探し」のコーナーは、
文学部1年生の檜谷天太さんにお越しいただきました!
今回檜谷さんは高槻市にある
史跡新池ハニワ工場公園についてお話してくれました!
檜谷さんは今城塚古代歴史館館長の内田さんに取材してきてくれました。
ハニワ工場公園は、名前の通り昔ハニワ工場があり、
その当時の様子が残されている公園です。
この地域は三島古墳群という古墳群で、
今城塚古墳や前塚古墳など8つほどの古墳があります。
中でも今城塚古代歴史館の隣にある今城塚古墳は
約1500年前に造られた第26代天皇のお墓で、
全体の長さが350mもあり淀川北岸で最大の前方後円墳です。
ここのハニワを作るにあたって、茨木市の太田にあったハニワ工場を
高槻市に移してきたのが現在のハニワ工場公園です。
日本最古で、規模も大きく丘陵一帯の約3万㎡に広がっていて日本最大級です。
ハニワ工場自体は全国約90箇所で見つかっていますが
大王のために造られたのは貴重で、
次の世代に遺していくため高槻市が公園として管理しています。
そのため無料で訪れることができ、小学生の社会科見学にも使われています。
ここには約20種類のハニワや、窯や作業場を再現した建物があります。
それぞれに説明が書かれていてマンガなどを使って
誰でも楽しくハニワの歴史が学べるようになっています。
そしてこの公園で特徴的なのが周りのマンションです。
住宅街の中にあるのですが、周りのマンションは屋根の作りや
玄関の棟木の継ぎ方をハニワ工場公園の景観と合わせて建てられています。
地域の人にも親しまれる憩いの場となっているようです。
檜谷さんありがとうございました!
それでは、今回はこの辺で。
高山香純でした!!
『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア