番組への
メッセージ

2019年2月19日(火) 北千里アワー

みなさん、こんにちは!
火曜日担当の加田智志です。

2月も後半に入りました。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

ついこの間、新年を迎えたばかりな気がするのですが…。
年々時間の流れが早くなっている気がします。
そんな事をしてる暇は無いというのはわかっているのですが、
時間の流れが止まって感じるような
のんびりした空間に行きたいです。
はぁ・・・。

さぁ!今週は宇宙の謎「ダークマター」について話しました。
今、人類が宇宙が何でできてるいるかを調べると、
観測されている物質は全体の約5%にすぎません。
その5〜6倍は未知の物質が占めていると考えられています。
この未知の物質こそが「ダークマター」なのです。
なぜこの名前が付いているかというと、
これまで宇宙の観測に用いられてきた光やX線、
赤外線などの電磁波の観測では見ることができない為、
「暗黒(ダーク)」という呼び名が付いています。

ダークマターはこれまでの観測事実から
いくつかの特性が予測されています。
1、電荷を持たない 2、重さがある
3、安定である これらのことが予測されます。
さらに初期の宇宙ではダークマターの密度が濃いところは、
重力によってダークマターがさらに引きせられ、
そこへ目に見える物質であるチリやガスも
引き寄せられた為に星や銀河が形成されていったと考えられています。
つまり、宇宙の成り立ちに深く関わっているんです。
ダークマターが観測されれば、宇宙の真理に近づけるという訳なんです。

いやぁ、ドキドキしますね。
そもそも名前がカッコいい上に
謎の物資というところが好奇心を煽ってきてゾクゾクします。
解明される日は来るのでしょうか?
その日をワクワクしながら待ちたいと思います。

そして、カルトークでお話ししたのは「プロレスの日」について!
2月19日は「プロレスの日」です!
この日が火曜日という事には
何か運命めいたものを感じざるを得ません。
プロレスの日にプロレスの話ができる幸せ!

そもそもなぜ「プロレスの日」と呼ばれるようになったのか。

それは1954年2月19日に
日本で初めてのプロレスの国際試合が開かれたからです。
1952年にハワイ、アメリカ本土で
プロレス修行を行った力道山が帰国した後、
1953年に「日本プロレス協会」を設立しました。
そして翌年満を持してプロレスの国際試合が行われます。
それが1954年2月19日蔵前国技館 力道山、
木村政彦vsシャープ兄弟です!
この日の試合結果は3本勝負で
1勝1敗1分の引き分けだったものの、
戦後まだ間もないこの時期に
「日本人が空手チョップで大柄な外国人を追い込んでいく」
という構図は国民に凄まじい衝撃を与えました。
そこからプロレスは国民的なものになっていくのです。
このシリーズの途中には街頭テレビに
2万人が集まったという記録も残っています。

まさしく日本のプロレスが始まった日であり、
プロレスが当時の日本に衝撃を与えた日です。
そういった理由から2月19日は「プロレスの日」なのです。
いろんな記念日がありますが、本当に特別な日ですね。
2月19日当日にこの話ができてよかったです!

それでは今週はこの辺で!
また来週!!



『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア