こんにちは!( ´ ▽ ` )ノ
FRIDAY EVENINGを担当しております。
藤木智章です!
今回は5月24日の放送でした。
あっちこっち北大阪では「大阪大学総合学術博物館」に行ってきました。
大阪大学の豊中キャンパスにあるこの博物館は展示物も
貴重なものが多いですが、実は博物館そのものも文化財に指定されているんです。
展示物では「マチカネワニ」の化石の展示がやはりメインになってくるのかと思います。
エントランスと3階の「待兼山に学ぶ」のコーナーに化石が展示されていますが
とにかく大きな化石です。それにしっかりと形が残っているのが
すごいなと思いました。日本で最初に発見されたワニの化石だそうで、
国の登録文化財に指定されています。
大阪大学総合学術博物館のマークにもマチカネワニが使われていたり
豊中市のマスコットキャラクターは「マチカネくん」といろんなところで使われています。
また国産第1号の顕微鏡や「大阪大学真空管計算機」と
貴重なものばかりが展示されていました。
国産第1号の顕微鏡は高さ約2mほどあるように見えました。
とても大きいので何かを発射する装置かと思いました。
「大阪大学真空管計算機」も大きくて今の電卓やパソコンをみると
技術の進歩ってすごいなと思いました。
計算機の使用方法なども書いてありましたが何度見ても分からなかったです。
今の計算機は簡単で良かったと思いました。
エンディングでは「サラリーマン川柳」の話をしました。
サラリーマン川柳は1988年から始まったサラリーマンならではの日常を
詠んだ川柳です。最近ではサラリーマンの日常という縛りが薄くなり、
主婦の方や学生などいろんな方が応募できるそうです。
今年の第1位は「5時過ぎた カモンベイビー USAばらし」
昨年ヒットしたDAPUMPのUSAとかけた作品が1位となっていました。
こういった世相を反映させた作品が最近は多いように思います。
第7位は「手紙書き 漢字忘れて スマホ打ち」最近本当にスマホで
漢字の確認することが増えたと思います。電子辞書で調べるよりも
予測変換の方が圧倒的に早いのも要因だと思います。第一生命の
ホームページでは今回のサラリーマン川柳が載っていますので
是非ご覧になってみてください。
それでは僕とはまた来週お会いしましょう。
藤木智章でした
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フラワートピックス
今回は「アジサイ」についてお話しました。
まずは、アジサイの基本情報です
品種数は3000を超えると言われています。
原産地は日本です。日本には10数種が自生します。
原種は、青紫色とされていて、花びらにみえるのは「萼(がく)」です。
がくは、花びらを支えるもので他の花だと緑色をしたものです。
本当の花は、中心部分の丸い粒のような部分なのです。
サイズは1センチにも満たないとても小さなものです。
是非、アジサイをよ~く見てみて下さい!可愛らしく咲いてます。
アジサイは「ガクアジサイ」と「ヤマアジサイ」と「セイヨウアジサイ」があります
「ガクアジサイ」は関東・中部地方と伊豆諸島、
小笠原諸島など暖帯の沿海地に自生しています。
高さ:2~3mくらい。花期:6月~7月。葉が厚く、つやつやとしています。
ちなみにこのガクアジサイが18世紀にヨーロッパに
持っていかれて品種改良されます。それが、セイヨウあじさいといいます。
次に「ヤマアジサイ」です。
高さ:1mくらい。花期:6月~8月 関東より西、四国、九州に分布
葉が薄く、つやがないのが特徴です。
アジサイは「生きたリトマス紙」と言われるのご存ですか?
土壌のph(酸性・アルカリ性)によって、花色がかわる事で知られています。
酸性が強いと青みがかり、アルカリ性が強いと赤みがかるとされています。
つづいて名前の由来についてです。
もともとは、「あずさい」と呼ばれていたとされています。
「あず」は「集まる」、「さ」は真、「い」は「藍(藍色)」の略称です。
「真の藍色が集まっている花」といったような意味でした。
今のアジサイは徐々になまって「アジサイ」と呼び方がかわったそうです。
そして漢字の「紫陽花」は、元々 唐の詩人 白居易 という人が
ライラックに付けた名前でした。しかし平安時代の学者 源順が
この漢字を使った事から誤って広まったといわれています。
それでは最後に花言葉の紹介です。
「移り気」、「高慢」、「あなたは美しいが冷淡だ」、「家族団らん」
「移り気」・・・咲き始めから徐々に色づいていくこと、また、
植わっている土壌によって色が変わることから、
「移り気」の花言葉がつけられたとも言われます。
「高慢」「あなたは美しいが冷淡だ」・・・青系の花が多いので、
色のイメージから、クール・冷たい気質といった印象を表したとされます。
「家族団らん」・・・小さな花が集まって、大きな花に見える事からつけられています。
日本ではこのような花言葉が付けられていますが国が
変わると全く違う花言葉が付く場合があります。
例えば、フランスのアジサイの花言葉は「元気な女性」です
これは、アジサイが咲いているフランスの6月~7月は梅雨ではなく
からっとして過ごしやすい天気が続いている事
それと、フランスは石灰質でアルカ性寄りの土壌である事が多い事で
赤系統の花が咲きやすい傾向にあります。
そこで、爽やかな季節に明るいピンクや赤の大きな花が咲き誇る事から
「元気な女性」とつけられたよです。
アジサイは、原産地が日本という事で土地にもあっていて
初心者でも育てやすい植物だと言われます。
そして、これから見ごろを迎える時期です。
見てよし、育ててよし、紫陽花を是非お楽しみ下さい。
桜山結子
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