皆さんこんにちは!
北千里アワー木曜日の山田菜々海です。
お聞きいただいた皆さんありがとうございます。
「やってんねん関大!おおさかまち探し」
今週も深井麗雄先生にお越しいただきました。
前回、前々回と堺市の百舌鳥・古市古墳群のお話でした。
今週は大阪北部、摂津の遺跡のお話です。
吹田、豊中にお住まいの方は大阪国際空港と聞くと
大変馴染みのある方多いんじゃないでしょうか。
1970年の大阪万博に合わせて拡張もされました。
大阪国際空港は世界一無駄のない空港と言われています!
どういうことなんでしょうか?
クイズです!
①省エネの飛行機
②お客様を待たせない
③リサイクルに力を入れている
正解は……
②のお客様を待たせない
です!
まだ???です。
お客様を待たせないことがどう無駄のない空港につながるのかというと、
例えばなるべく遅延を出さなきようにする、
作業の効率を上げて時間の短縮に繋げるといったことが
時間の無駄を減らすことになってきます。
すると、従業員の残業などの結果として減ることになります。
従業員の方がしっかりと訓練しているからこそ、
大阪国際空港が世界一無駄のない空港に選ばれたそうです。
そんな大阪国際空港の滑走路の下には遺跡が眠っています。
勝部遺跡という、弥生時代の大集落遺跡です。
この一帯からは多くの石包丁やイノシシやシカなどの獣の骨も見つかっています。
当時の人々が水稲栽培を基盤とし北摂の山から
豊富な動物性蛋白源を得ていたことが伺えます。
深井先生によりますと、大阪国際空港は地下には過去がある。
地上は現在。そして建物にはこれからの未来のためにエコがある、
過去現在未来が楽しめる場所ですとおっしゃっていました。
今後是非見学に行ってみようと思います!
ありがとうございました!
山田菜々海でした。
それではまた木曜日に!さようなら!
『北千里アワー 木曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア