今週もお聞き頂きありがとうございました。
お盆はゆっくりされましたか。
バタバタと何かと忙しく過ごしていて、
ようやくゆっくりできるという方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな方にもゆったりと過ごして頂ける様に
少し曲を多めにお届けしました。
番組では先月に引き続き、今月も石垣優さん、東里梨生さんによる
石垣島出身の女性ユニット・やなわらばーの曲をお届けしています。
今週は２０１５年のアルバム「縁唄」から「恋人もいないのに」
２０１４年のアルバム「愛唄」から「母さんの様になれるかな」を聞いて頂きました。
「恋人もいないのに」は、１９７１年に発売されたシモンズの曲のカバーです。
先週は沖縄で話題のホテルを紹介しました。
今週はパーソナリティー右見さんのおすすめのホテルを２軒ご紹介します。
那覇市内でおすすめなのは、「沖縄ハーバービューホテル」。
那覇市泉崎の住宅街の中にあります。
正面には、都市景観の形成上重要な価値があると認められる樹木・都市景観資源に
指定されている「ハーバービューホテルのガジュマル」があります。
続いては、本島のリゾート地・恩納村で宿泊する方に
おすすめの「ホテルムーンビーチ。」
このホテルは、1988年に設立された近代建築の記録と保存を目的とする
国際学術組織DOCOMOMO（ドコモモ）の日本支部 ドコモモジャパンが選定した
「日本におけるモダン・ムーブメントの建築２０８選」 の１つです。
ホテルには月型の天然ビーチがあります。
ビーチもいいのですが、ホテルの館内には
とてもきれいな青いタイル張りの室内プールもあります。
圧倒されるポトスのシャワー。
４階から１階に届くまで伸びています。
巨大ポトス！
あまりに大きいので宿泊した際に
ホテルスタッフに特別な種類のポトスですか？と訪ねてみましたが、
普通のポトスがここまで大きくなったそうで、特別な種類ではないようです。
ムーンビーチと言う名は、砂浜の地形が
三日月形になっているところからきています。
もともとは、１９５７年に「月の浜海水浴場」として営業を開始しました。
写真は開業前のものです。
開業前に佇む設計者の国場幸房氏。
今日ご紹介した「沖縄ハーバービューホテル」と「ホテルムーンビーチ」は
どちらも米軍施設の跡地を利用したもので、１９７５年に開業しました。
共通して言えるのは広々としているところ。
広くスペースを使って作られているので、ゆったりと過ごす事ができます。
これは最近できた新しいホテルにはない、老舗ならではの特徴だと思います。
沖縄旅行の際には、利用してみてはいかがでしょうか。
愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ２０１９」の
企画展「表現の不自由展・その後」が３日で中止になったことが
大きなニュースとなりました。
これを受け、沖縄県在住の彫刻家・金城実さんが
「意に沿わないものは排除するという、戦時下の芸術への弾圧を思い起こさせる。
芸術家が屈してはいけない。」と自身初となる「慰安婦像」の制作に取り組んでいます。
沖縄や戦争、人間の尊厳をテーマに創作を続けてきた金城さんの活動は、
一昨年のNHKのドキュメンタリーでも紹介されました。
このニュースを見て思い出すのが、「報道の自由度ランキング」。
これは、国際ＮＧＯ「国境なき記者団」が発表したもので、
２０１９年の「報道の自由度ランキング」で日本は１８０カ国中の６７位でした。
日本は経済的な利益が優先され、「多様な報道が次第にしづらくなっている」事が
この順位の理由だそうです。これが海外から見た日本なのでしょうか。
考えされられる結果です。
〈今週の曲〉
Ｍ１ 恋人もいないのに ／ やなわらばー アルバム「縁唄」より
Ｍ２ 母さんの様になれるかな ／ やなわらばー アルバム「愛唄」より
Ｍ３ きゅらうた ／ 里アンナ アルバム「宵祭り」より
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい！！
FAX:06-6832-8370
E-mail ：nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00～14:30放送中！
