今週もお聞き頂きありがとうございました。
９月１０日の沖縄タイムスに、夏の終わりを告げる
フクギの実の写真が掲載されていました。
（那覇市小禄で撮影されたものです）
フクギは防風林や街路樹として
沖縄県内各地に植えられています。
撮影された日も最高気温が３０度を超える真夏日だったそうですが、
季節は少しずつ秋に向かっているようです。
今週も先週に引き続き、オランダのジャズミュージシャン
「ヨーロピアンジャズトリオ」を紹介しました。
今週は日本の曲を演奏している「ジャパネスク」というアルバムに
収録されている「花」を聞いて頂きました。
毎月第２週は、 毎週日曜日、琉球新報に掲載されている
作曲家・普久原恒勇さんのエッセー「ぼくの目ざわり耳ざわり」を
パーソナリティーの右見さんの朗読で紹介しています。
今週は第１１８話「人の若さと老い先と」です。
とっさに自分の年齢や電話をかける相手の名前が出てこない、
薬を飲み忘れてしまうと言ったご自身の体験が書かれています。
今日ご紹介したのは１１８話で、
このエッセイは１２０話で終了します。
連載は昨年で終了し、今年９月に本になりました。
琉球新報社から発刊されていて、ショッピングサイト「琉球新報STORE」で
購入する事ができます。
パーソナリティーの右見さんもさっそく注文しました。
エッセイの中には発刊にあたって書き下ろされたものもあります。
この機会に読んでみてはいかがでしょうか。
２０１５年に開業したイオンモール沖縄ライカム周辺は、
これまで「北中城村アワセ土地区画整理事業地内」と
記されていましたが、７日から字名が「北中城村字ライカム」になりました。
ライカムはアルファベットで表記すると「RYCOM」。
戦後、この地域に設置された琉球米軍司令部の略称です。
今回、字名を公募したところ、「ライカム」に最も多くの応募があり、
村議会が全会一致で可決しました。
現在、高層マンションの建設が進んでいて、
この地域には２７００人程度が住む見込みなんだそうです。
これまで以上に賑わいそうですね。
９月１２日～２０日まで、那覇市泉崎の琉球新報本社ビルで
「第２８回りゅうぎん紅型デザイン展」が開催されています。
琉球銀行が沖縄県の伝統工芸の一つである紅型の振興と
若手工芸家の育成ならびに紅型デザインの新しい領域を追求していくことを目的に、
行っている「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」の入賞作品が展示されています。
第２８回の大賞は、平良奈菜さんの「はじまり」
技術賞は「帰り道の花」
デザイン賞は「花タイルと流水」
奨励賞は「根源」
「フクロウたちの隠れ家」の２作品です。
２０日まで開催されていますので、
沖縄へ行く予定のある方は、ぜひご覧になって下さい。
先月、「あいちトリエンナーレ２０１９」の
企画展「表現の不自由展・その後」が３日で中止になったという
ニュースがありました。
この問題に抗議し、沖縄県在住の彫刻家・金城実さんが
自身初となる「慰安婦像」の制作に取り組んでいました。
その慰安婦像が今月２日までに完成し、公開されました。
作品の題名は「『アリランの詩』～日本軍慰安婦像～」。
公開された日は、韓国のメディアも取材に訪れていたそうです。
最後は関西で行われるイベントを紹介します。
１０月２日（水）にＫＫＲホテル大阪で第３８回関西泡盛同好会例会が
開催されます。
関西泡盛同好会は「沖縄の銘酒『泡盛』を世界に広げよう!」を合い言葉に
活動されています。
当日は６００年以上の歴史を持つ世界最古の蒸留酒「泡盛」を楽しめるほか、
抽選会やアトラクションも予定されているそうです。
電話予約もできるそうなので、
ご興味のある方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。
〈今週の曲〉
Ｍ１ 涙そうそう ／ ヨーロピアンジャズトリオ アルバム「ジャパネスク」より
Ｍ２ 夏との別れ ／ ネーネーズ アルバム「夏 うりずん」より
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい！！
FAX:06-6832-8370
E-mail ：nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00～14:30放送中！
