こんにちは!
北千里アワー月曜日を担当しています、高山香純です!
9/15に万博記念公園の大阪日本民芸館へ行って来ました!
現在は9/7-12/17までの
秋季展示「多々納弘光の仕事 出西窯を育み、民藝に生きた陶工」の真っ最中です。
9/15にはギャラリートークがあり
民芸館の方に解説してもらいながら見てきました!
多々納弘光さんは同郷の仲間4人と故郷の島根県に出西窯を創業し、
窯の経営と製作に従事してきた方です。
この展示ではこの多々納弘光さんが出西窯で作った作品や、
引退後自宅で製作した作品が展示されています。
多々納さんの作品で特徴的なのは、型物です。
通常は平らな粘土板を石膏型に押し付けて成型したあとに
模様などを付けていくのですが、
多々納さんの場合は先に平らな粘土板に模様を描いてから成型します。
もみ殻灰をクッション材にして模様がつぶれないように石膏型に押し付けるのです。
これにより描きづらさがなく生き生きとした模様を出すことができます。
これは陶器というシンプルなもので他と差をつけるために
イギリスで学んだ手法を取り入れたものでした。
展示では型も一緒に展示されていて見比べることもできます。
12月17日(土)まで、10時~17時に公開されています。(水曜定休)
気になった方は是非!
それでは、今回はこの辺で。
高山香純でした!!
『北千里アワー 月曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア