みなさん、こんにちは!
北千里アワー木曜日の山田菜々海です。
そろそろ本格的に寒さが厳しくなってきましたね。
上着をしっかり用意して旬の味覚の美味しいものを食べに行ったり、
紅葉を見にお出かけしたくなってきました!
今週の「やってんねん関大!おおさかまち探し」のコーナーでは
関西大学の学生の布施翼さんにお越し頂きました!
布施さんから大阪府池田市の
畑天満宮秋祭の取材に行ったときの話を伺いました。
畑天満宮は永長二年(1097年)に創建されました。
今からおよそ900年前と、大変長い歴史があります。
一度は燃えて失われてしまったのですが、農民の手を借りて文禄四年、
16世紀頃に復活します。その後も改造、造営されました。
この畑天満宮で行われているお祭りでは、大きな神輿が目を惹きます。
50人ほどの担ぎ手で神輿を上げます。特に階段を登る時は皆が力を振り絞り、
その振り絞った力をひとつにして登る力強さが魅力的なんだそうです。
この畑天満宮秋祭には、関西大学の留学生が毎年何人も参加しています。
今年の秋祭りは20周年記念で、以前参加していた留学生の方が
このお祭りの節目に合わせて来日したんだそうです。
地元の方と外国人が一緒になってお祭りを盛り上げているというのは、
なかなか聞いたことがなかったのでびっくりしました。
ただこのことがお祭りの活気にも繋がっているそうです。
日本の伝統文化のひとつお祭りに外国の方が参加します。
そうすると文化を伝えたり地元の方たちにとっても伝えるという新たな目的が出来ます。
20周年の節目でお祭りに再び参加した方は、以前参加していた時に
もらったあるものを大切にしています。今でも記念に自宅の壁に飾ってあるそうです。
皆さんは、なんだと思いますか?
正解は……
草履です!
文化の違いがあるのは当たり前ですが、
国を越えて伝わったり大切に思ってもらえるってとても素敵ですね。
文化の違いでもうひとつエピソードを紹介してもらいました。
日本舞踊の先生にお稽古をつけもらっていた留学生の方がいました。
そのご両親がお礼に直接みえたんです。
その時に先生に花束を渡したそうなんですが、なんと仏花だったんです!
おそらく綺麗な花束と思って買われたんじゃないかと思うのですが…
花束になっていますしね!
まさしく文化の違いでとても面白かったです。
布施さん、本当にありがとうございました!
また良ければ沢山お話しお聞かせくださいね。
木曜日の北千里アワーは山田菜々海がお送りしました!
最後までお付き合いありがとうございました。
それではまた来週お会いしましょう。さようなら!
『北千里アワー 木曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア