「令和元年度 大阪府・豊能地区3市2町合同防災訓練」が行われました。
豊能地区3市2町(豊能町、能勢町、池田市、箕面市、豊中市)は、
様々な災害に対する連携の強化や行政を含む防災関係機関の技術の向上、
地域住民の防災意識の高揚などを目的として、
平成13年度から、毎年、合同で実施しています。
今年度は、震度6強の直下型地震により、
能勢町を中心に甚大な被害が発生したことを想定し、
豊能地域3市2町のほか、防災機関や住民が一体となって参加し、
能勢町営名月グラウンドで開催されました。
午前10時からの開会式後は、地震体験車を使っての起震体験訓練、
広報活動訓練、避難誘導訓練、トリアージ訓練、被災者搬送訓練、
水道給水訓練、停電復旧訓練、土砂災害救出訓練、
救援物資輸送訓練が実施されました。
起震体験訓練では、
能勢町自主防災会と能勢小学校4年生が参加し、
地震体験車の体験と見学が行われました。
土砂災害救出訓練では、
倒木による通行止めの道路を道路啓開部隊が倒木処理し、
道路幅員を確保し、通行止めを解除。
また、消防救助隊及び陸上自衛隊が
土砂災害により倒壊した家屋から救出し医療機関へ救急搬送する訓練も行われました。
実動訓練の他にも、特殊車両の展示や
大阪管区気象台などによる防災啓発パネル等も展示されていました。
なお、この模様は、11月15日放送「デポルトナビゲーション」の11時05分からのリポートで
お伝えしました。