番組への
メッセージ

2019年12月5日(木)『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

皆さん、こんにちは〜
ごきげん千里837 木曜日担当の椢原佳子(くにはらけいこ)です。
今週も聴いていただきありがとうございます♪
今週は、11月30日に豊中市医療保健センターでの講座
参加してきたお話をさせていただきました。
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『人生100年時代の食生活』というタイトルで大阪青山大学講師で、
管理栄養士の池上先生が話をしてくださいました。
現在の平均寿命・・平成29年のデータは、男性81・1歳、女性は87・3歳・・
この数字は、男女ともに明治後期の約2倍になっています。
明治後期は、男女ともに40歳台が平均寿命だったなんて、驚きですね。
そして終戦直後でも、男性50・1歳、女性は54・0歳、
このころからすでに女性の方が長生きでした。

寿命の延びた理由としては、この、終戦直後の結核対策、
そして急性感染対策と予防接種。
そして大きかったのが、昭和36年実施の。
みんなが安心して高い水準の医療を受けられるようになったこと・・
そして乳児死亡率のなどの改善・・こちらも平均寿命が伸びた要因。
生まれた赤ちゃんの死亡率が減ったことですね。
そのほか、栄養状態の改善や、国民健康づくり運動の推進などがあげられます。

こうして人生100年時代といわれるようになってきましたが、
人生100年時代・・これからの課題は、健康寿命を伸ばしていくこと。
そのためのキーワードは、『フレイル』
(筋力などの身体機能が低下し、心身ともに弱ってきた状態。)
介護を受けなければならない状況・・そうならず、自分で自立して活き活き100年、
人生を過ごすためにはフレイル予防、3つの柱は、『栄養』『運動』
『社会参加』だそうです。一日3食食べること。60歳を過ぎたら、
体重を減らないように維持すること。
痩せてはいけない,体重が減るのは筋力が落ちている。
栄養素密度を高める、」とくにたんぱく質が重要です。

そして、運動の分野ではとにかくおうちにこもらず週に一度は
必ず外出してください、そしてご近所の井戸端会議でもいいので社会参加をしましょう。
おすすめは、サークルとか、何かグループ活動に参加すること!だそうです。

食生活の面では、肉、魚、大豆製品、牛乳、果物、緑黄色野菜、いも類、
海藻類、油類・・これらを毎日できるだけバランスよく摂りましょう・・との事。
今日は豊中市医療保健センターの講演会、
人生100年時代の食生活の話題をお届けしました~

『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)木曜日』
椢原佳子