番組への
メッセージ

2020年3月7日(土)ばんちゃんのコレラジオ キクキク

こんにちは。アシスタントの黒孔雀こと桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。
今週最初の話題は「今昔物語」でした。
実はこの本は、ばんちゃんの人生を決めた!?と言っても
過言でないほどの大切な本だそうです。
今昔物語は、平安後期に書かれたもので、全31巻から成り、
千話以上の説話が収められています。作者や作った目的などは不明です。
構成は天竺(インド1巻~5巻)震旦(中国6巻~10巻)
本朝(日本11~31巻)で成り立っています。
内容は、仏教精神の教え的なもから、SF、
でっ!?どうなったの?と最後までよくわからないものまであります。
短いお話も多いので手軽に読める作品です。
現在お家にいる機会が増えてるかと思います。
一度読んでみてはいかがでしょうか。

続いては、プロの探検家ばんちゃんが旅した国を紹介しました。
今回はシベリア大陸の「ロシア連邦サハ共和国オイミャンコ村」です。
ここは、1926年1月26日マイナス71.2度を記録した人が
定住している場所で最も寒い気温を記録した場所です。
サハ共和国の人口は100万人弱ですが日本の8倍の大きさがあります。
因みにオイミャンコ村の人口は千人弱です。
ばんちゃんは、世界で一番〇〇な場所に行ってみたいという思いがあったそうで、
縁があり10年程前に訪れました。
まずはオイミャンコまでの行き方です。千里中央から富山県まで電車で向かいます。
その後ウラジオストック空港まで小型飛行機で移動し
そこからプロペラ機に乗り換えサハ共和国の首都ヤクーツクへ。
ヤクーツクからウスチネラという地までまた飛行機で移動します。
空港到着後すぐに車に移動する様に言われます。理由は放射能が出ているから!
聞き間違いかと思いますよね。でも事実でした。
その理由は、近くにダイヤモンドや金の鉱山があり
それらを掘る為「核爆弾」を使うので放射能が漂っているそうです。
オソロシアです。
そして車でオイミャンコへ向かいます。移動時間は二日半かかったそうです。
またまた日本では考えられない事が起りました。
なんと車の下に火をつけるのです!なんでぇーと叫びたくなりますね!
だって爆発しちゃうじゃないですか。
しかしあちらの車はこの作業をしないとエンジンがかからないそうです。
オソロシア2です。
でも近く別の車は直ぐにエンジンをかけて動いているものもありました。
コーディネーターさんにその理由を聞くと「あれは日本のスズキだからね」と。
こんな場所で日本技術の素晴らしさを感じたそうです。
いよいよウスチネラから車でオイミャンコへ向かいます。
道中千mを超える山道を通る時勿論道は凍結しています。
しかし全くスリップしないそうです。
寒すぎて車が走っても氷が解けずまるで普通の道を
走っているようになかなかのスピードで運転していたそうです。
考えられませんね。移動中1時間に1回ほど車を止めてお祈りをする時間がありました、
実はこの道は別名「白骨街道」と呼ばれていて
沢山の捕虜になった方々の遺体までもが道路の材料として使用されたそうです。
また近くの木々にはメッセージが書かれたものが
日本のおみくじのように巻かれている所もありました。
今回はこの辺で終了しましたがまだまだ聞きたい事が満載です。
続きはまた来週お送りします。

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『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
毎週土曜日10:00~正午まで放送中!