番組への
メッセージ

2020年6月27日(土)ばんちゃんのコレラジオ キクキク

こんにちは(^^♪アシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。

現在療養中のばんばさんからメッセージをいただきました。

「退院して18日が経過しました。かなり危険な段階まで病状が進んでいましたが、
皆様のおかげで無事元気で生きて戻る事が出来ました。
面白かったのが、生きるか死ぬかの手術で30日間もの入院をして、
退院後、食事やリハビリなどかなりの規制が当然かかると覚悟していましたが、
二人の主治医いわく「普通にしとって」「ボチボチいこ」だけ!
あまりのあっさりに気が抜けました。
助けを求める気持ちで看護師さんにすがると
「坂道や階段はさけて散歩からはじめたら」でした。
つれあいから、食事の味付けやリハビリのやり方や納豆を食べてもいいかなど
色々と細々聞いといてくれと頼まれただけに拍子抜けしました。
ただ、私はこの対応と態度にプロの自信と誇りをヒシヒシと感じました。
病院とは、病人が病気になる前の状態に戻す事が本来の仕事のはずだからです。
私が大動脈弁狭窄症と診断されたのが2012年6月の事。
調子には乗れないですが今の体調は時々たまに一瞬、
8年前に戻ったと感じる事もあります!
私は偶然のチャンスでこの素晴らしい病院と出会いました。
これも皆様のおかげ。7/1で81歳の誕生日を迎えられます。
悔いのない人生を生きたいと願っております」

といただきました。
本当に、お元気になられてよかったです。
27日の放送でも発表しましたが、
7/4の放送からばんばさんの復帰が決定しました。
生まれ変わって更に元気になられたばんばさんのお話を早く伺いたいです!
さぁ、どんなお話が聞けるのか楽しみですね。

次に、 「玉秀斎さんに聞く」のコーナーです。
玉秀斎さんが担当された4月から“講談”について沢山お話を伺いました。
私もそうですが、講談を全く知らない方が多かった中で、
講談が歴史を動かしてきた事など聞いていると
なぜ現代人が講談を知る環境にないのかが不思議なほどでした。
その理由を玉秀斎さんに伺うと「スーパースターが出てこなかったから」と
話して下さいました。歌舞伎や狂言などは、ベースの芸は勿論残しつつ、
そこから新たな試みをしてテレビやラジオなどに出演してスターを作ってきました。
今、講談もその段階にいると思います。
後10年もすれば、他の伝統芸能と同じ様に
名前を知っている講談のスターが誕生しているのではないかとお話されました。
そして、今後やってみたい試みを伺うと
「完全なバーチャルの世界で講談をしてみたい」との事でした。
目前に講談師がいてお客さんがそこにいるでもやる事は古典的な講談!
新しい物と古い伝統の融合、そんな遠い未来の話でないと思います。
見てみたいですね。

最後は、 「玉田家の十八番 霧隠才蔵」についてでした。
霧隠才蔵は玉田家が作った真田十勇士の中一人で、
信長の妹お市の方が嫁いだ浅井長政の配下にいた家の息子という設定で
登場します。信長に滅ぼされた浅井家を復活させようとしますが、
うまくいかずそんな時に忍者の百地三太夫に出会います。
その弟子となり忍術を覚え、その後猿飛佐助と戦い、
破れますが忍術を猿飛佐助に認められ真田十勇士となります。
因みに真田十勇士は全て“スカウト”で集まります。
まるで現代の少年漫画のようですね、元は敵なのにいつのまにか仲間になる、
このスタイルは真田十勇士から始まった!?
のではないかと玉秀斎さんは話していました。
さて、なぜ霧隠才蔵が玉田家の十八番なのかというと最後がカッコイイからでした!!
大坂の陣の最後、一緒に戦ってきた7人仲間の首を自分の身の危険も顧みず
取り返しに行き大阪城に埋めてあげました。
更に、この戦いに負け、沢山の仲間を亡くしたのは
淀殿のせいだと思い淀殿を武器庫に閉じ込め、
真田幸村が開発したすごい大砲を使って淀殿めがけ打ち込みます。
とても仲間思いの霧隠才蔵ですが、
なかなか他の物語ではない珍しいエンディングですね。
このような大胆なお話が玉田家の持ち味のようです。
そしてリスナーの皆さんにご自身の十八番を送っていただきました。
沢山お送りいただき本当にありがとうございました。
素敵な十八番をお持ちの皆さんにラジオを支えていただけて
とっても嬉しくなりました。
今後もメッセージお待ちしております。

さて、次回はばんばさんの復活回です。
ばんばさんに聞きたい事などメッセージお待ちしております。

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『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
毎週土曜日10:00~正午まで放送中!