番組への
メッセージ

2020年8月8日(土)ばんちゃんのコレラジオキクキク

こんにちは(‘ω’)ノアシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。

最初の話題は、 「おばけの話」
夏の楽しみ!?の一つですね。
8/6の朝日新聞デジタルで紹介してありましたが、
ドライブインのお化け屋敷が登場したと載っていました。
「今のご時世、遊ぶ事に罪悪感を覚えるので世間の目を気にせずに
思い切り叫ぶ事が出来るものを作った」とスタッフの方が答えていました。
コロナ禍ならではのものですね。
また、外国に沢山行っているばんばさんに外国でも夏はお化け屋敷があるのか、
そういった納涼を込めた怖いものがあるのかたずねてみると、
ばんばさんは経験がないとおっしゃっていました。日本ならではのようです。
そしてこのラジオの担当ディレクターさんが体験した怖い話を紹介しました。
以前いた会社の寮での事、隣が同期の女の子の部屋だったそうですが、
夜中に泣きながらやってきたそうです。
わけを聞くと、エアコンが勝手についたり、テレビがついたり、シャワーが流れたり、
インターフォンがなったり、、、、、怪奇現象のオンパレード。
それからしばらく同期を部屋に泊めてあげたそうです。
実はディレクターさんの部屋でもその怪奇現象がおこっていまいた。
そんなに気に留めていなかったのは、寮が老朽化していたのと
仕事が忙しく怖いより眠たいが勝っていったからだそうです。
おばけさんもちょっと遊んで欲しかったんでしょうか。
みなさんも素敵な怖い話お持ちですか?よかったら教えて下さい。

続いて、 「長崎の精霊流し」についてお話しました。
毎年8月15日に長崎県内で一番大きな精霊流しが長崎市で行われます。
コロナ禍ですが今年も開催予定です。
全長10mにもなる大きな船をひきながら街中を練り歩いて、
亡くなった方の遺族が極楽浄土へ送り出す、故人の霊を弔うものです。
材料は主に竹、板、ワラなどで作られ、初盆を迎えた家族が作ったり、
町内会合同で作る事もあります。ラッパみたいに突き出た船首(みよし)に、
家紋や家名、町名が大きく記されているのが特徴です。船の飾り付けは、
亡くなった方の趣味などを反映されたりもします。
「チャンコンチャンコン」という鐘の音と、「ドーイドーイ」の掛け声。←この掛け声、
南無阿弥陀仏がなまったものという説がありますがこの音と声が特徴的です。
そしてもう一つ欠かせないのが魔除けの意味で使用される“爆竹”です。
会話が出来ないほどの爆竹が鳴り響きこの時期、
コンビニなどで耳栓販売されるほどです。
因みに、このお盆時期に長崎市内の人は沢山花火を買います。
平均数万円分、人によっては数十万も購入するそうです。
(花火はお墓でやります)精霊船の数は毎年1500基くらい作られます。
精霊流しの由来は、江戸時代中国から長崎に通訳などでやって来た方が
来る途中や長崎で亡くなってしまった方の魂を祖国にかえす意味で行われていた
“彩舟流し(さいしゅうながし)”が影響している言われています。

最後の話題は、 「虫」ついてでした。虫が世界的に減少しているそうです。
ドイツで調査が行われ、酷い所はオランダで85%減少してしまっている様です。
ばんばさんの体感的に最近蚊に刺されなくなったとおっしゃっていました。
世界中の昆虫の種類は500万種存在するそうです。
その内名前が付いているのは100万種、残りの400万種は未だ名前を持ちません。
数でいくと1000京もいるそうです。
よってこの地球は昆虫に支えられて、支配されているそうです。
実はこの昆虫がいなくなると人間は生活が出来なくなるとも言われています。
昆虫が花や植物たちの交配を手助けします。
この交配がないと食べ物が無くなり、服を作る綿など取れなくなります。
よく考えてみると恐ろしい事ですね。
沢山いる昆虫中で凄い機能をもったものを紹介してもらいまいた。
皆さんは豆牙虫(マメガムシ)という昆虫をご存知ですか?
小さな豆牙虫に凄い機能があると、神戸大学の教授が発見し調査しました。
トノサマガエルに15匹の豆牙虫を食べさせたら約1時間半後14匹が
お尻から生きたまま出て来たそうです。
その理由は、トノサマガエルに歯が無く破壊されなかった事、
また胃液に溶けない体制をもっていた事、
豆牙虫にある体毛の中に空気を貯め込めるものがある事があげられました。
小さな体に驚きの機能を有しています。
そして、昆虫界で世間を騒がせているのがセミの体を乗っ取りゾンビ化、
体を操りながら感染を拡大するという菌が存在する話です。
この菌はマッソスポラ菌といい、オスのセミに寄生して生殖器と尾部、
腹部を浸食するようです。
マッソスポラ菌には、覚作用のあるマジックマッシュルームと同じ成分があり、
体の3分の1が菌に浸食され、体が欠けた消しゴムのような状態になっていても、
健康なセミと同様に飛び回ることができるそうです。
そして、羽を揺らして健康なオスのセミを誘惑、菌の感染を続けるという。
交尾によって菌を広げるだけでなく、飛び回ったり、
木の枝の上を歩いたりする際にも胞子をまき散らすとしています。
昆虫だけでなく細菌にも世の中は支配されていました。
時折、人間が地球を動かしていると勘違いしてしまう事があります。
人間は77億人、昆虫は1000京、細菌の数は、、、、、とてつもない数字が
はじき出されると思います。
地球に住まわせてもらっている事を忘れず、人にだけでなく、
生き物全部と仲良くして生活していこうと改めて感じました。

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『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
毎週土曜日10:00~正午まで放送中!