今週もお聞き頂きありがとうございました。
番組では沖縄を代表する作曲家・普久原恒勇さんの曲
「普久原メロディー」をお届けしています。
今週は夏川りみさんの歌う「島々清しゃ」を聞いて頂きました。
アルバム「沖縄の風」に収録されています。
毎月、JTA日本トランスオーシャン航空が発行する
美ら島物語カレンダーに掲載されている
様々な沖縄の風景を紹介しています。
9月は「西表島西田川上流」
西表島は島の約9割が亜熱帯の原生林で、東洋のガラパゴスと呼ばれています。
西田川があるのは島の北部。
川の上流には滝があり落差は3mほどですが、滝幅が30m近くあります。
ここまで行くのに、カヌーやトレッキングのツアーが組まれていて、
現地では滝の裏側も見る事ができるようです。
西表島を訪れる機会があれば、見に行ってみてくださいね!
さて、西表島の読み方は当然ご存知だと思いますが、
西表島(いりおもてじま)です。
沖縄では西と書いて「いり」と読む場合と「にし」と読む場合があります。
「いり」と読む地名は、わかる限りで3つ。
1 西表島(いりおもてじま)
2 与那国島の西崎(いりざき)
3 浦添市の西洲(いりじま)
「にし」と読む場合は、読みは「にし」ですが意味は「北」となります。
沖縄では「北」のことを「にし」と言いますが、
後に「にし」の読みに合わせて「西」の漢字を当てたため、
表記は西ですが、意味は北となります。
この読みを使う地名として
1 中頭郡の西原町(にしはらちょう)
2 那覇市の西武門(にしんじょう)があります。
西原町は首里の北、西武門は北にある大通りの入り口という
意味があります。
西=北という認識の無い私達には、少しややこしいですね。
地図を見て頂くとわかりますが、
那覇市西2丁目には「西」の標識のある交差点が2つあります。
1つには西の後ろに北(North)と書かれています。
那覇へ行ったら、標識にも注目してみてくださいね。
毎月第1週もしくは第2週に、2020年沖縄タイムスオリジナルカレンダー
「島唄紀行 歌碑をめぐる」に掲載されている歌を紹介しています。
第9回は「手水の縁」。
沖縄の伝統芸能である組踊の演目。
忠孝・忠義をテーマとした作品が多い組踊の中で、
恋愛をテーマとした珍しい作品です。
歌は「二人が結ぶ約束は、この世の物だけではなく、
あの世への永遠の契りです。」という意味です。
主人公の男性が、川で出会った美しい娘に水を汲んで飲ませて下さいと
頼むところから始まります。
これが縁で二人は結ばれますが、身分の違いから許されず、
娘の父親が家来に娘の処刑を命じますが、男性が死を覚悟して
身代わりになる事を願い出る…という物語です。
物語の舞台が、瀬長島から南城市へ移っていくことから、
歌碑は豊見城市と南城市の両方に建てられています。
沖縄市観光物産振興協会のホームページで、
エイサーのまち沖縄市PR キャラクター「エイ坊の方言講座」の
動画が公開されています。
この問題、わかりますか?
1分30秒程度の短い動画です。
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
番組は30分なのでたくさんの音楽をお届けする事ができません。
もっと、沖縄の曲を聞いてみたい!という方は、
毎週金曜午前7時~10時までの
「MUSIC CAFE あなたに沖縄島唄」を聞いてみて下さい。
民謡やポップスなど、様々な沖縄の音楽をお届けしています。
沖縄へ行ったつもりで楽しんで下さいね。
最後は、パーソナリティー右見さんの韓国情報です。
作詞・作曲・ダンス・振り付けもするプロデューサーで、
「Nizi Project」の総合プロデューサーとしても知られる
J.Y.Parkがソンミとデュエットした曲「When We Disco」をご存知ですか。
MVが公開13時間でYouTubeの再生回数161万回を記録して、
韓国で大ヒットしている曲です。
いろいろなバージョンが公開されているので、
興味のある方はぜひ検索してみて下さい。
〈今週の曲〉
M1 島々清しゃ / 夏川りみ
M2 コザ小唄 / 饒辺愛子
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!