今週もお聞き頂きありがとうございました。
大阪は緊急事態宣言が発令されていますが、
沖縄も新型コロナウイルスの感染が拡大しています。
沖縄県は30日、新たに80人の新型コロナウイルス感染を
確認したと発表しました。
特に宮古島市は医療体制がひっ迫していることから、
29日に自衛隊に災害派遣を要請しました。
その宮古島市では、1月17日に市長選挙が行われ、
無所属新人の座喜味一幸さんが初当選しました。
当選を受けて座喜味新市長は、
「市民に開かれた行政を必ず実現する」と決意を示しました。
来週、2月7日には浦添市長選挙が行われます。
候補者は3期目を目指す現職の松本哲治氏と
新人で浦添市議の伊礼悠記氏。
1月28日の琉球新報に候補の2人の写真が掲載されていました。
最大の争点は、那覇軍港の移設問題。
これは、那覇軍港を浦添市に移設して、
那覇軍港のあった場所を那覇市に返還するというものですが、
移設には、埋め立ての必要があるため問題となっています。
この問題について、1月28日の沖縄タイムスには、
松本氏は現行計画を受け入れる立場、
伊礼氏は反対の立場を取っている事が書かれています。
問題となっている那覇軍港は、那覇空港の近くにあります。
この軍港を浦添市西海岸に移設する計画があります。
計画が実行される際に埋め立てられる浦添市西海岸は
そばに米軍基地キャンプ・キンザーがあった事もあり、
美しい海が残っているため、奇跡の海と呼ばれています。
〈キャンプ・キンザー〉
〈浦添市西海岸〉
浦添市だけではない大きな問題なので
どうなるのか結果に注目です。
先日から沖縄の童謡をお届けしています。
今日聞いて頂いたのは「チョンチョンキジムナー」です。
キジムナーは、沖縄で言い伝えられている、
子ども程度の大きさの妖怪で、ガジュマルの古木に住んでいます。
性格は、いたずら好きですがフレンドリー。
家のガジュマルの木にキジムナーが住み着けば、
その家が裕福になるとも言われているそうです。
チョンチョンキジムナーの歌詞を紹介します。
タイトルのチョンチョンは、来た来たという意味です。
今週はアルバム「キャンパスオモテ!ベスト」より、
照屋政雄さんの「チョンチョンキジムナー」
〈オリジナル盤〉
アルバム「チャンプルーシングルズ」より、照屋政雄さんの
「政雄のキジムナー」
〈オリジナル盤〉
そして、ゆいレール石嶺駅で使用されている
チョンチョンキジムナーのメロディーのチャイムと
アルバム「美らラヴァーズ」より山里ありささんの
「ちょんちょんキジムナー」をお届けしました。
1月23日に第44代 ミスハイビスカス(沖縄市観光親善使節)が決定しました。
任期は2年で、3月に予定されている沖縄国際カーニバルが
初仕事になる予定です。
大阪へも来られる機会があるでしょうか。
楽しみですね。
冬の花といえば、椿が思い浮かびます。
寒い中咲くイメージがあるので意外かもしれませんが、
沖縄でも咲いていて、人気のある花です。
残念ながら、今年は新型コロナウイルスの問題で中止になってしまいましたが、
1月23日・24日には那覇市緑化センターでつばき展が開催される予定でした。
1月24日の沖縄タイムスには、前日に組踊「手水の縁」の舞台
許田手水で撮影されたヤブツバキの写真が掲載されていました。
沖縄に自生する日本固有種の椿、琉球ツバキ(ヒメサザンカ)という
品種もあります。
また、沖縄市には琉球王国の歴史にも登場する尚泰久王が、
子どもができた記念に植えた越来の白椿があります。
沖縄物産展では椿茶が販売されているのも見かけます。
葉を焙煎した緑茶風味のお茶で、お茶の木も
椿と同じツバキ科の植物なんだそうです。
そのほか、琉球漆器やかりゆしにもツバキ柄は使われています。
これは、2013年2月6日にパーソナリティーの右見さんが撮影した会社の椿です。
この年は特にきれいに咲いていました。
韓国語では椿のことを冬柏(トンベック)と言い、
これが「つばき」の語源になったという説もあるそうです。
気になった方は調べてみてくださいね。
〈今週の曲〉
M1 チョンチョンキジムナー / 照屋政雄
M2 政雄のキジムナー / 照屋政雄
M3 ゆいレール石嶺駅チャイム
M4 ちょんちょんキジムナー / 山里ありさ
M5 耳切り坊主 / 山里ありさ
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
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『沖縄へいこう』
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