皆さま、こんにちは!
「寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず」アシスタントの道越裕海(みちごえゆう)です。
第一金曜日は、「体のことは千里に聞こう」です。
スタジオには、阪急南千里駅すぐ済生会千里病院・副院長の
福崎孝幸先生にお越しいただきました。
今日のテーマは「鼠径ヘルニア」です。鼠径ヘルニアとは、いわゆる脱腸のことです。
足の付け根で腸が筋膜を越えて皮膚の下まで押し出されている病気です。
症状としては、立ち上がったり、お腹に力を入れたりしたときに、
足の付け根部分である鼠径部に何かポコッと出てくるような症状で、
通常は、腸が出てきた違和感や気持ち悪さがあっても、強い痛みを感じることは
ほとんどないそうです。
立ち仕事や、お腹に力にかかる肉体労働などに従事する事が多い方は、
鼠径ヘルニアになりやすいとされています。
鼠径ヘルニアが疑われる場合は、診察し、股のところの脱出が容易にお腹の中に戻れば
診断可能で、超音波検査(エコー検査)を実施することが一番確実だそうです。
鼠径ヘルニアは、超音波検査だけで充分に診断できます。
もしも強い痛みが出てくる場合は「嵌頓(かんとん)」という状態の可能性があるため、
すぐに病院を受診する必要があります。
お腹に力を入れたり立ったりしたときに、鼠径部がふくらみ、
寝転べば元に戻ることが特徴です。
しかし、非常にまれですが、ふくらみがそのまま元に戻らなくなってしまうことがあります。
この状態を「嵌頓」といいます。
腸が出たまま戻らなくなってしまっている状態では、一般的には6時間経過すると
腸の壊死が始まるといわれているため、嵌頓状態に気づいたのが
例えば夜中だったとしても、翌朝まで待たないで受診してください。
違和感、膨らみ、痛み、少しでも気になる時は早めに病院に行く事が大切ですね。
受診し、本当に鼠径ヘルニアなのかの診断と今度の方針を確かめてください。
今回もリスナーの皆さんからのご質問も頂きました。皆さんいつもありがとうございます。
福崎先生に、ひとつひとつ丁寧にお答え頂きました。
福崎先生、ありがとうございました。
次回このコーナーは、3月5日。
テーマは「脳梗塞~早期治療で歩いて帰ろう~」です。
次回は、済生会千里病院・脳卒中センター長の桧山永得先生にお話いただきます。
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2月26日(金)までとなっております。
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皆様からのご質問お待ちしております。
道越裕海のtalk to youは、ビューティーアドバイザー道越裕海の眉の形で性格占い!ご紹介致しました。
眉毛はその人の性格をよくあらわしています。
眉毛の太さや、角度、眉毛と目の距離で、寺谷さんの性格占いをしていきました。
次回の放送もお楽しみに!
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寺谷一紀さんのホームページ
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『寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず』
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