こんにちは(*^^)vアシスタントの桜山 結子です。
最初の話題は、
「使い捨てカイロ、意外な再利用」についてでした。
今年は寒い日多くカイロのお世話になった方も
いらっしゃるのではないでしょうか?使い終わったあと、
あれ?どこに捨てたらいいのかな?なんて経験ないですか?
なんとカイロが“水質浄化”の役に立つそうなんです。
2016年から干潟に、カイロに使われている鉄や炭を入れて
汚染度数を半分に減らす事に成功させたり、
2018年には海や池の水質浄化にカイロの中身に酸を混ぜて一つ約6グラムの
特製キューブを作り数か月かけて汚染を1/4まで減らす事に成功させています。
これだけでも凄いのですがなんと身近に再利用が出来るようです。
消臭アイテムとして靴箱に入れたり、
クローゼットに入れて湿度のコントロールにも役立つようです。
今や袋から出すだけで温かくなるカイロですが、
実は江戸時代には石を焚火などで温めて布にくるんで使う
“温石”という物がありました。
また大正時代になると“ベンジンカイロ”が登場します。
ばんばさんに本物を見せてもらうとサイズは名刺より少し大きいくらいで
ジッポライターの様な形をしたシルバーのものでした。
ベンジンの気化したガスと白金の触媒作用を使った仕組みで暖まります。
今でも販売がされていてキャンプの時やバイク乗りの方がよく利用するようです。
素手ではかなり熱く、専用の袋に入れて使います。
使い捨てカイロは1975年に日本で誕生し世界に広まりました。
人を温めた後、環境などの役に立つ画期的な発明だった事に改めて感動しました。
続いて、キッズ先生に聞くのコーナー
「小学年6生 あべ ゆいか先生」でした。
早速ユニークな学校の先生について聞いてみました。
オリジナルキャラクター作って授業をする女性の先生がいるそうです。
“ホッシー”っという名前でこのキャラが授業をしてくれるとか!
これだと何だか身近に感じて勉強も楽しくなりそうですね。
次に、今年の春から中学生になるゆいか先生に
“中学生のイメージ”を聞いてみました。
答えは“大人っぽい”“カッコイイ”イメージがあるそうです。
制服の採寸も終わり益々中学生がリアルになったようです。
また中学生になったら校外学習でアスレチックがあるそうなんですが
それが楽しみだと言っていました。
最後にリスナーさんからキッズ先生宛に質問をもらいました
“コロナが学校内で多く感染者が出たので、夏休みを短く、
冬休みを長くする”という考えもあるそうですがどう思いますか?
この答えは、
“休みがあるならいい、だけど夏が長いほうが
やりたい事があるのでよりいいな”との回答でした。
今回は、春からの中学生活が
楽しみいっぱいのゆいか先生に色んな事を伺いました。
最後の話題は、百名水「磐梯西山麓湧水群」についてのお話しでした。
福島県耶麻郡磐梯町にあり、磐梯山の麓、この山に連なる猫魔、
古城ヶ峰などの山々を背景に猪苗代湖に向かってひらけている湧水です。
水は、水道水、生活用水、灌漑用水と様々な場面で使われています。
今回はもっとも有名な“龍ヶ沢湧水”の紹介でした。
ここは猫魔山系の火山活動によって出来上がったといわれています。
湧水地には、直径4m、深さ30㎝ほどの小池で2,000t/日、水温は9度程です。
ばんばさんは1996年1/7に行きました。
最寄りの駅からスキー板を履いてなんと1時間かけて現場で向かったそうです。
一面白銀の世界、到着後名水を味わうと寒すぎて味が分かりません。
何杯か飲むとようやく味がわかり、
少しカルシウムの様な味とほんのちょっとの炭酸を感じたそうです。
この名水は太平洋戦争末期までたびたび雨乞いが行われていたそうです。
江戸時代には会津藩の命により磐梯山や恵日寺と並び大規模な雨乞いが行われ、
龍の落とし子と五穀を上げ、
恵日寺の僧侶が読経を上げたと文書が残っているそうです。
また、名水と言えば弘法大師が登場しますがここでも逸話がありました。
この地で“請雨の法”を修得したと言われています。
また、大清水という場所には、人々に恵みを与えようと、
錫杖で岩場をひと突きすると冷たい清水があふれ出たという伝説も残っています。
この名水は、あまり情報の出て来ない珍しい場所でした。
冬に行くのはちょっと過酷の場所のようですがぜひ一度味わってみたいです。
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