こんにちは(^^♪アシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。
最初の話題は、
「江戸時代 浮世絵師 安藤広重 東海道53次」についてでした。
ばんばさんは、東海道を歩いた事があるそうで、
たまたま今回テレビでこの放送を目にして話題を取り上げる事になりました。
東海道53次とは1832年に幕府の年間行事「八朔御馬献上」の行列に加わって
東海道を初めて旅した広重が、江戸・53の道中宿場・京の風景画をスケッチし、
京に上ったおりにこれを基に作画したというもので
1834年に全55枚を刊行されたものです。
当時のリアルな街の人たちの姿が描かれたとても貴重な物ですね。
江戸時代は鎖国をしていましたが、国内旅行はとても盛んだった様です。
この55枚の中にはおよそ900人が登場しているそうです。
中にはお金をかげずに旅をしている人がかなり多いようでその人達は、
虚無僧など宗教に関わっている方でした。
宗教の宣伝をしたり人々の悩みを聞いたりして
お布施をもらい旅をされているようです。
また、柄杓をもった親子が描かれていてこれは、
旦那さんを亡くしお伊勢参りをした帰りにお金が尽きてしまって
街の方から寄付をいただいてる様子です。
当時は、助け合い精神がかなり強かったようです。
また、女性だけで旅をしている風景もあり治安の良さも伺えます。
浮世絵って難しいものだと思っていましたが
こんな話を聞く当時の色んな情報を得る事も出来て
とても面白い物なんだと知りました。
まだ、もう少しお家で過ごす時間は続きそうですので
この機会に見てみるのはいいかもしれないですね。
続いて、キッズ先生に聞くのコーナーでした。
最初の話題は給食について、人気のメニューを聞いてみました。
最も人気があるのはカレーです。今も昔も変わらないようです。
先生的には、さばなど魚も好きだそうです。
コロナの影響で食事中は私語厳禁で、
みんな黙々と食べているそうでちょっと寂しいと言っていました。
それに感染防止の観点からお替りも今は出来なくなっているそうです。
いよいよ春から小学5年生になる先生はちょっと勉強に不安があるそうです。
算数などのレベルが上がる事が怖いそうで進級したくないと話していました。
そして、5年生になると学校全体の委員会が始まるそうです。
先生は放送委員会に入りたいと言っていました。
なんでもはっきり楽しくお話する先生にはぴったりですね。
最後の話題は、百名水「島原湧水群」についてのお話しでした。
ばんばさんは1993年に取材に行かれました。
当時は噴火活動をしている中での取材でした。
島原湧水群は、1792年に雲仙岳の噴火によって起きた
地殻変動によって湧出したものと言われています。
市街地の地下が良好な帯水層になっており、
透水性に富んだ眉山から地下水に強い圧力が加えられることで
地下水が湧出していると言われています。
1日の水量は22万tで市内一帯に点在している
60カ所にものぼる湧水地があります。
魚や食品の洗い場、食器・食品のすすぎ場、食器・食品の洗い場、
洗濯などそれぞれの区画を用途によって使い分けるしきたりが
今も守られており、水が流れてくる上の区画から順々に
無駄なく水を利用していく仕組みが見られます。
この様な働きと水辺環境が整えられている事から名水百選に選ばれました。
水質も良好で、長い歳月をかけて地下水まで浸透し湧出している水には、
適度な炭酸ガスが含まれています。
沢山ある湧水の中でも日本最小と言われるものがあります。
それは白土湖です。1792年に起こった
雲仙・普賢岳の噴火に伴う眉山崩壊(「島原大変肥後迷惑」)で、
寺の墓地だった一帯が陥没し、
大量の地下水が湧出して湖が誕生したもので
日本最小の陥没湖ともいわれています。
実際に見てみると湖?と思うほどの大きさでまるで池の様なサイズです。
この島原湧水群にはこの水を使った“かんざらし”というスイーツがあります。
白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、
蜂蜜、砂糖等で作った特製の蜜をかけたもので、
口の中でとろけそうな上品な甘さと喉越しのよさが
人気の素朴な郷土の味です。
何度も噴火により大変な思いをしてきた島原に人々ですが、
その噴火により素晴らしい水や
全国的にも有名な野菜などがとれる場所にもなっています。
名水誕生の秘話とは違った穏やかで清らかな水を
色んな歴史を感じながら次回は飲んでみたいです。
『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
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