こんにちは(‘ω’)ノ アシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。
最初の話題は、「シーボルト 知られざるプラント・ハンター」についてでした。
シーボルトと言えば江戸時代に長崎出島で医師として活躍した人物で有名ですが、
実は彼の知識は医学だけでなく動物学や植物学そして民俗学など
幅広い分野に精通していました。
シーボルトの3部作とされる
『日本』『ファウナ・ヤポニカ』『フローラ・ヤポニカ』
という日本に関する書籍を書き、その中でも日本の植物について書いた
『フローラ・ヤポニカ』という本に情熱を注いだそうです。
また、日本から沢山の植物を持ち帰りオランダで品種改良が行われ
形やサイズ色など優れたものが作られました。
そして後にその植物たちは日本に逆輸入される事になります。
その中でも“カノコユリ”と言うピンク色で
鹿の子斑点の様な模様がついた品種があます。
当時、ヨーロッパには白ユリが主流だった時代にこのユリを使って
沢山の種類を作り出したようです。
今でも色んなユリの品種の親としてカノコユリという名前が残っています。
元々は、九州や四国で自生していたユリが世界に羽ばたいているのが
とても不思議で誇らしくもあります。
また、紫陽花もシーボルトによってオランダに持ち込まれ改良されて
色とりどりの品種が誕生し梅雨の時期に世界中の色んな場所で
人々の心を潤しています。
日本文化は、歌舞伎や陶芸、家紋などが世界の芸術に影響を与えた
と言われる事が多いですが、シーボルトによって、
実は植物たちも世界に影響を与えていたようです。
続いて、キッズ先生のコーナー「小学4年生 ばんば あやね先生」
朝からお母さんと一緒に作った目玉焼きとご飯を食べて元気に登場でした。
早速、梅雨の話題から、雨の日の遊び方を伺いました。
絵を描くか、担任の先生とお話するそうです。
先生との会話の中で先生にあだ名をつける事にハマっているそうで
今は“こちとら先生”理由は何となく!
次のあだなは“コロッケ先生”になる予定です!
先生との距離感がとてもいいですね。
実はあやね先生、インドア派で晴れでもあまり外へ出ないそうです、
理由は暑いから!続いて好きな食べ物について、卵料理が好きで、
特に“オムライス”が好きで出演日の前日もお母さんと一緒に作ったそうです。
それと“しょうが焼き”も好きだそうでこれはまだ作る事が出来ないようです。
嫌いな食べ物について、ナス、ピーマン、パプリカ、酸っぱい物、
マヨネーズが苦手だそうです。
給食に出た場合は、頑張って一口は食べるそうです。
そして最近克服した食べ物がありました。
それがなんと“ポップコーン”以前、映画館で食べたポップコーンが
ちょっと苦手な味でしたが、久々食べるとこれが意外とイケる!となった様です。
続いて、クラブに活動について。念願の漫画クラブに入る事ができました。
二週間に1回月曜日に活動しています。漫画クラブと名前が付いていますが、
実際には色んな絵を描くクラブです。さっそく1回目の活動がありその時には
猫のカチューシャを付けた女の子の絵を描いたそうです。
最後の話題は、百名水「白川水源」についてのお話しでした。
所在地は熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川、白川吉見神社の敷地内にあります。
この神社は古くから建てられていましたが、昔は妙見さんと呼ばれており、
元禄時代に当時の藩主であった細川綱利公が参拝した際に、
「当社には余が領地、養田の源神にて、
その水恩広大なり、速やかに正殿を修造せよ」
と命じてそこから白川吉見神社と名前がついたそうです。
現在は白川水源保存会と白川水源管理組合によって、
定期的に清掃活動などが実施されおりそのおかげで
白川水源を流れる水の水質はいまだに良好な状態を保っています。
一説によると阿蘇カルデラに降った雨水が浸透してから、
50年ほどの年月を経て湧き上がるといった神秘的な水でもあります。
透明度がとても高く、水藻がよく見えその水藻がゆらゆら~とゆれたり、
小さな泡が湧き水底の砂がさらさらと踊る様子は、いつまで見ていられる景色です。
年間を通じて14℃と飲むには丁度よい温度で毎分60トン
1日約9万tにもおよび、古くから枯渇しない水源として重宝されていました。
ばんばさん曰くこちらの水は、“重めでずっしり”
“ちょっとあったかみがある(阿蘇の中岳を通過した感じがする)”
“水にパワーを感じる” “とろっとした軟水” “少し硫黄の香りがする”
といった感じがあるそうです。
明治初期に熊本県が「白川県」と呼ばれた時代がありました。
これは勿論この水の名前からきています。
県民にとって無くてはならない大切な水、白川水源の紹介でした。
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