今週もお聞き頂きありがとうございました。
大阪は21日に緊急事態宣言からまん延防止等重点措置へ移行しますが、
沖縄は6月20日までとしていた緊急事態宣言の期限を3週間延長し、
7月11日までとすることが発表されました。
この新型コロナウイルスの感染拡大によって、
那覇大綱挽まつりの中止とNAHAマラソンの中止が決まりました。
ただ、今年は那覇大綱挽は50周年、那覇市制100周年という節目の年にあたるため、
密を避けられるような代替イベントの実施が検討されています。
NAHAマラソンは昨年に引き続き、今年もオンラインでの代替イベントが開催されます。
6月23日の慰霊の日も、各地の慰霊祭の規模は縮小し、
平和祈念公園内で開かれる式典も昨年より大幅に人数を減らし、30人で開催されます。
8月28日・29日の沖縄全島エイサーまつりは、現時点では例年より規模を縮小して
沖縄アリーナで行われる予定になっています。
今後、7月末の感染状況を加味して開催可否を最終決定します。
今週は沖縄民謡の唄者 仲村奈月さんに電話でお話を伺いました。
仲村さんは大阪市大正区ご出身。
初めて立ったステージも大正区の沖縄料理店「うるま御殿」だったそうです。
その後、2000年に沖縄へ移り、琉球民謡登川流宗家 登川誠仁氏に師事し、
たくさんのレコーディングやライブに参加されました。
この時に参加されたアルバムの1つが、番組でもよく使用している
わらべ歌のアルバム「ウチナーわらべうた」です。
そして、2004年に琉球民謡協会コンクールで最高賞を受賞されました。
活動の幅は民謡だけにとどまらず、ポップスなどの分野でも活躍されていて、
2005年にはRYUKYUDISKOのボーカルとして、そして、仲村奈月さん個人で
FUJI ROCK FESTIVALにも出演されました。
そのほか、大阪にいらっしゃった頃には三線を持ってアジアやアフリカ、
中南米など外国へ行き、現地のミュージシャンと演奏したり、
ストリートライブをした経験もあるそうです。
その後、2011年から2017年までは音楽活動を休止されていましたが、
2018年の台湾で開催されたイベントをきっかけに活動を開催されました。
写真は、ぎのわんシティFMに出演された際のルーシーさんとの1枚です。
現在は、FMとよみで毎週金曜日に放送されている
「はなずみの笑う門には歌がある」に、
毎月第一金曜の12時から出演されています。
そして、今年3月には初のミニアルバム「Agaritida」を発売されました。
この中に収録されている「丘の一本松」は、
沖縄へいこうの「今月の歌」として毎週お届けしています。
現在は、ピアノ、サックス、三線・歌という編成でジャズを演奏することもあるそうで、
アルバムの中にはこの編成で録音された曲も収録されています。
今後は、コロナの状況にもよりますが、令和4年4月に大阪大正区で
ライブをする予定があるそうです。
うるま御殿での凱旋ライブが見られるでしょうか。
活動予定など、詳しくは仲村奈月さんのSNSをご覧下さい。
仲村奈月さん、今日はありがとうございました。
5月20日に那覇市久茂地にある沖縄家庭料理「まんじゅまい」が
入居建物の取り壊しに伴い閉店しました。
まんじゅまいとは石垣島の言葉でパパイヤという意味です。
62種類ものメニューがある大衆食堂で、
1975年のオープンから46年間、たくさんのお客さんに愛されてきました。
パーソナリティーの右見さんも、沖縄へ行った時は、度々食事に出かけていました。
その時に撮影した写真を紹介します。
お店には芸能人やスポーツ選手など、たくさんのサインが飾られています。
ナーベラー(へちま)
ラフテー
現在、営業再開を見据えて移転先を探しておられるそうです。
再開を楽しみに待ちたいですね。
〈今週の曲〉
M1 丘の一本松 ／ 仲村奈月
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
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『沖縄へいこう』
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