番組への
メッセージ

2021年7月2日(金) 寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず

皆さま、こんにちは!
「寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず」アシスタントの道越裕海(みちごえゆう)です。

第一金曜日「体のことは千里に聞こう」です。
スタジオには、阪急南千里駅すぐ済生会千里病院より消化器内科主任部長の
増田栄治先生にお越しいただきました。
今回のテーマは「胸やけがあるとき」です。
胸やけの症状という事で病院を受診されたときに、胸がつかえるような
飲み込みにくいような、飲み込んだ時の不快感のような、前胸部が気持ち悪いこと、
胸が痛くなるような症状を胸やけと言われることが多いです。
このような症状の時には、別の表現を使ってもらい、胸やけに近い症状を
言われているかで診療では判断されます。日本では、日常で胸やけとなるような
状態が少なかったが、高齢化、食の変化、体型、ピロリ菌非感染率上昇で
多くなっています。食後2~3時間後に酸分泌が活発となるので、胸やけが、
起こる時間も重要です。
胸やけの主な原因は、胃酸の逆流と考えられています。そして、胸やけ(酸逆流症状)は、
増加傾向にあります。酸逆流の主な原因は、4つあります。
①食道裂孔ヘルニア(胃と食道の境目にある括約筋がゆるくなった状態)
②ヘリコバクターピロリ感染率低下
③食事…高カロリー食(とくに、高脂質食)、食事量が多い事、香辛料、アルコール摂取。
④姿勢、体型、運動、喫煙…姿勢は、胃を圧迫する、腹圧が上がる姿勢、例えば、
前かがみとなるような姿勢(前屈)や、円背(高齢者に多い背中が丸く曲がっている状態)。
臥位(寝ている状態)、重力で胃よりも食道が上の状態、立位、座位の方が逆流は
少ないです。体型は、肥満体型の方です。内臓脂肪が多い為、胃を圧迫。
胃が拡張する所に脂肪があります。運動は、ランニングを含む激しい運動となります。
治療方法としては、生活習慣の改善指導を行う。又は、薬治療となります。
薬は、胃酸分泌を抑える薬を中心に処方されます。
今回もリスナーの皆さんから、たくさんのご質問も頂きました。
皆さんいつもありがとうございます。増田先生に丁寧にお答え頂きました。
増田先生、ありがとうございました。

次回このコーナは8月6日。テーマは、「中高年の膝の痛み」です。
済生会千里病院、整形外科主任部長の安原良典先生にお越しいただきます。
ご質問や、体験談など、皆様からのご質問をお待ちしております。
質問の締切は7月30日(金)までとなっております。
FAX:06-6832-8370
メール:nocorin@senri-fm.jp
又は、番組表のQRコードを読み取り、専用の質問フォームもぜひご利用ください。
皆様からのご質問お待ちしております。
そして、済生会千里病院では、7月17日(土)13時~14時30分「オンライン市民公開講座」
が開催されます。【楽しく、元気に暮らすための健康管理~心臓と脳~】
講演①「心房細胞について知ろう~早く気づくこと、早く治すこと~」
講演②「脳卒中の予防と治療の最前線」
視聴無料で、申込不要となっております。詳しくは、済生会千里病院ホームページをご覧ください。

道越裕海のtalk to youは、
7月4日出演する「スターライズ歌謡祭2021」詳しい情報についてお話しました。
次回の放送もお楽しみに。

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番組では、皆様からのメッセージもお待ちしております!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp

寺谷一紀さんのホームページ
http://www.terataniichiki.com



『寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず』
毎週金曜日15:00~放送中!