番組への
メッセージ

2021年7月9日(金)カラフルライフ

今回のゲストは
お片づけサポーターの盛尾浩子さんでした。

4人家族の盛尾さんですが、
片付けに目覚めたのは3回目の引っ越し前。

開封していない段ボールを、引っ越しの度に持ち歩いている事に気付き、
「持ちもの」について考えました。 そこから、整理・収納を学びます。

収納は物を収めることが目的では無く、
如何に活用するか、使いやすくするかという事が大事だと話す盛尾さんに、
まずは家族がいるといっぱいになってしまう冷蔵庫の収納から教えていただきました。

◎無くてもいいパッケージは処分◎
納豆や小分けのヨーグルトなど、ビニールで一つにまとめられていると
食べる際にひと手間かかってしまいます。
冷蔵庫に入れる前にパッケージを剥ぐだけで、ストレス減!

◎ケースを活用◎
バラしたものは100円均一などで売っている、縦長のケースに入れます。
奥行きを生かすケースがおすすめ。
そのケースに入る量しか買わないようにすると、期限切れ防止にも繋がります。

◎余裕を持たせる◎
何もないスペースを作ると、突然の頂き物にも対応出来、心にも余裕が生まれます。
庫内は6割~7割に留めるのがGOOD!
※例外として、冷凍庫はパンパンに詰めた方が保冷が長く続き、
 災害時の備蓄にもなるそう。詰める物が無い場合は、
 ペットボトルに水を入れて凍らせると、それもまた防災に繋がります。

家族が居ると、冷蔵庫内の物を6割~7割に保つのは難しそうですが、
試してみると意外と出来るかもしれません。

続いて服の整理。
目からうろこの言葉でした。

「クローゼットはブティック。
 貴方のクローゼット内は今からお金を払ってでも買いたい服ですか?」

いいえ。今だと買わない服あります。

盛尾さんの、片付けの先生が言った言葉だそうです。
この一言だけで衣類の整理はほぼ出来る気がします。
ちなみに、盛尾さんは服を畳むのではなく、ハンガー掛け収納を採用。
クローゼットを開いた時にどんな服があるか一目瞭然の為、
似た服をまた買ってしまった・この服今シーズン着なかった、
という事が無くなりました。
何があるか忘れない為にもハンガー掛け収納は有効の様です。

現在、リユースショップが数多くありますが、
中にはブランド品でなくてもOK
使用済みの食器や調理器具、爪切りまで買い取ってくれるところ、
国内ではなく、海外に売るから他で買い取れない物も買い取ります、
などなど、店により買い取りにも特徴があります。
(海外では”USED IN JAPAN”日本で使われていた物は信頼があり人気)
上手く使って、家で眠っている物を、別の誰かの元でイキイキとさせてあげて下さい、
とアドバイスをいただきました。

最後に、家族がいると思い通りに片付かなくてイライラするのですが… という質問に

「家族1人1人に、それぞれの想いがあります。
ルール作りの主役になるのではなく、
どうしてここに物を置いてしまうのか、寄り添って考えてみること。
そして、背中を見せてあげる。これに尽きると思います。」 と盛尾さん。

家族みんなで、快適に過ごせるよう考えたいですね。

ご出演ありがとうございました。

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『カラフルライフ』
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