こんにちは(‘ω’)ノアシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。
最初の話題は、「クマムシ 銃弾にされても耐えた」についてでした。
体長0・1~1ミリほどの8本脚で緩歩動物に分類される小さな最強生物。
深海から熱帯までいろんなところでくらしています。
見た目から「ウォーター・ベア(水の熊)」や
「モス・ピグレット(コケの子豚)」とも呼ばれいる可愛らしい生き物です。
しかし、一説には“太陽が死なない限り死なない”のではないか!
といわれる程凄まじい強さをもっています。
例えば、凍らせて乾眠状態にしたクマムシ数匹を
ナイロン製の弾に詰めてガス銃で発射。
数メートル先の砂に撃ち込まれた弾から取り出して水に浸したところ、
ライフル銃並みの秒速825メートルまでの衝撃なら息を吹き返し、
動き始める事が出来たそうです。その他、高温だと151℃、
低温は-273℃と絶対零度相当、気圧は水深750kmの水圧に耐えられるようで
これは地球上で一番深いマリアナ海溝の75倍の深さです。
更に、放射能は人の半数致死量の1000倍まで耐え、
宇宙空間で10日間以上生き延びたようです。
色んな実験をされて何だか可哀そうに感じますが、
これはワクチン開発や細胞や作物や肉の新しい保存方法などを
見出す為に行っているようです。
実はクマムシ、“乾眠”という仮死状態の時にこの能力を発揮し
普通に歩いている状態では簡単に弱い生物です。
顕微鏡観察していて、顕微鏡のライトの熱やカバーガラスの重みでも死にます。
1773年にドイツの動物学者によって最初に発見され、
世界で約1200種おり日本にも150種以上存在します。
この小さな最強生物は私達の身近なコケなどに居るそうです。
夏休みの自由研究にお困り皆さんはクマムシに注目してみるのはいかがでしょうか?
続いて、キッズ先生のコーナー「小学4年生 馬場 綾音先生」でした。
最初の話題は夏休みの宿題について、漢字、算数、理科、社会、音楽など
かなりの種類と量があるようですが、進歩状況は上々で8/7には終わりそうだとか!
凄い!ばんばさんと私は二人で絶句しました。
“音楽”の宿題が気になったのでどんな事をするのか聞いてみると
リコーダーの宿題で“がんばれサム”という楽曲をやっているそうです。
続いて、何か夏らしい事をしたか伺ってみました。
すると“家族で夏祭りをした”と、とても楽しそうな回答がきました。
綾音先生と妹さんがお店の人をしてお父さんお母さんがお客さん、
手作りの金魚を作って箸で捕まえるお店や桃を販売したりしました。
その他、四国の水族館に行きカワウソに夢中になったりと
素敵な思い出を作ったそうです。
夏休みもまだまだ続きます、
おじいちゃんのばんばさんとも素敵な思い出が作れるといいですね。
最後の話題は、百名水「屋久島宮之浦岳流水」パート2でした。
南国にありながら“洋上のアルプス”と言われる屋久島。
サンゴ礁には熱帯魚が遊び、砂浜にはウミガメが産卵に上陸する島ですが、
名水を作りだす九州で一番高い山“宮之浦岳”をはじめ
1000m以上の山々がなんと45座以上あり、
山頂には雪と氷の冬が訪れるという一つの場所で
北海道から南九州まで一気に体験できるのがこの島です。
こんな奇跡のような場所の名水は美味しいに決まってる雰囲気満々ですよね、
ばんばさんに味について聞いてみると
“素直で飾りのない水”“潮っぽい風味あり”“少し酸性の味がする”だそうです。
ばんばさんは、いつものホウロウ素材のマグカップで飲んだそうですが、
この屋久島に来る人達は“柄杓”を持ってくるとか!
この島では“水筒がいらない”と言われるほどあちらこちらに名水が流れています。
島全土で水音がする、しかもちょっとうるさいほどの
自然の爆音が鳴り響いているそうです。
屋久島と言えば“杉”“名水”だけかと思いきや実は
“コケの島”と言われる場所でもありました。
島には10~20cm程のコケがびっしりと生えています。
日本には約1700種の苔が存在していると言われていますが、
その中で690種がこの屋久島に存在しています。
また、“ヤクシマ”の名がついたコケは20種にのぼります。
島には名水ポイントが複数ありますが、“紀元杉”の傍にもあるそうです。
紀元杉とは標高1230mの場所にあり樹齢は3000年、高さ19.5m、
幹の周りは8mで屋久島でも数少ない超巨木です。
島の90%を占める森たちにろ過され不純物のない
すっきりとした美味しくまろやかな味です。
気候や環境、地理など色んな奇跡が作りだした屋久島、
名水が誕生せざるおえないようなそんな凄い場所です。
一生に一度は訪れてみたいそんな場所がまた一つ増えました。
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