番組への
メッセージ

2021年8月14日(金)カラフルライフ

今回のゲストは
NPO法人 葬儀費用研究会
代表理事の西口和憲さんでした。

葬儀費用研究会ではお葬式や終活の相談を受け付けています。

プレシニア世代、なかなか親と話しづらい「葬式」の事。

祭壇はどんなのが良いか、棺桶に一緒に入れてほしいものは無いか
葬儀中に流してほしい音楽…などなど

亡くなってから数時間で沢山の決断をしなければならないお葬式ですが、
事前に話し合っておくことで、心を落ち着ける助けになります。

難しいのは話の切り出し方。
こんなのはどうでしょう。

例えば、「手を組む時、右の親指と左の親指どっちが上にくる?」といった話。

人は息を引き取った後、硬直するまでに手を組みます。
手の組み方知っておくと、おくり出す時に
本人が違和感の無い形で眠りにつけますね。

そんな、たわいない話から、暗くならずに
ぎこちなくても笑いながら会話をすると
話を進めやすいようです。

数年前から、家族に自分の事を伝える「エンディングノート」
という言葉を聞くようになりましたが、
今回、教えていただいたのは「エンディングボックス」。

最後に自分が着たい服、聞きたい音楽、
使って欲しい写真等をどんどん箱に入れていきます。

勿論、本人でなく家族が用意するのも◎
必要な物をどんどん箱に入れていきましょう。

用意していても、いざという時はバタバタと慌てます。
残された人たちが死を受け止める為の儀式である「葬式」は
主役が居ない唯一のセレモニーです。
“いいカタチでおくった” と思えるように準備をしましょう。

また、亡くなった後どこに連絡するのか決めておくことも重要です。
高額な葬儀の相談を数時間のうちに初対面の人とするよりも、
事前に相談した人との方が円滑に話が進みます。

相談先は葬儀屋さんでも葬儀専門の相談所でも構いません。
ちょっと思いついた時に相談して下さい。

と、西口さん。

他にも湯灌や納棺のこと、仏教においての戒名のこと、祭壇や遺影のこと等、
分かりやすく教えていただきました。

後悔を減らす為にも、終活、葬式のこと、しっかりと備えていきたいです。
まだまだ伺いたかったですが、それはまたの機会に。

西口和憲さん、ご出演ありがとうございました!

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番組を聴いて、プレシニアの方々のヒントになれば幸いです。
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『カラフルライフ』
金曜日13:00~14:00放送中!