番組への
メッセージ

2021年11月27日(土)ばんちゃんのコレラジオキクキク

こんにちは(*’ω’*)アシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。

最初の話題は、「富山のチョウ 台湾に飛来」でした。
海を渡るチョウ“アサギマダラ”をご存知でしょうか?
薄い青緑色をしていて、
黒から茶色のまだら模様のある10センチ前後の大型の蝶です。
日本だと全国的に見る事の出来る蝶で私も実際に目にした事があります。
この蝶が富山県で放たれて、46日後に2280キロも離れた
台湾の澎湖諸島で捕獲され今月中旬に話題になっていました。

なぜ、富山から来たとわかるのかというと
蝶にはペンで羽に標識番号が書かれていて、
これをネット上で入力するとわかる仕組みになっています。
これは、生態を調べる為に日本各地で行われています。
春から夏に北へ移動し、夏から秋には南へ移動。
飛来先で産卵して次世代が再び別の地へ移動する事は分かっていますが、
謎だらけの蝶なんです。
なぜこれだけの距離を飛べるのか?方向感覚は?
海はどうやって渡っているの?など。
それとこの蝶は不思議な飛び方もします。
ひらひらといつでも捕まりそうな飛び方です。
でも鳥などの天敵から攻撃される事はありませんし蜘蛛も食べないそうです。
実はこの蝶には毒があります。
アサギマダラの幼虫が食べる草の葉と成虫の好物の
“カラタチの花の蜜”には毒が含まれていて、それで体にも残るそうです。
因みに人が触っても害は無いとばんばさんは話していました。
この毒があるのも長く飛べる理由かもしれませんね。
あんな軽いのにものすごい運動量があるなんてこの謎が解けると
私達人間にも何か生きる上でいいヒントが得られるかもしれません。

続いて、キッズ先生のコーナー
「小学4年生 田中 凛華子先生」でした。
最初の話題は、学校で流行っている服装について。
普段は制服を着ているそうですが、お休みの時などはお友達の間では
“ダメージジーンズ”が流行っいるそうです。
平日と休日のギャップが素敵ですね。
凛華子先生は、スカートを履く事が多いそうで、
赤色やチェック柄を好んでいると話してくれました。

続いて以前、一輪車に乗る練習をしていると話していたので、
その進歩状況を聞いてみると教えてくれるお友達が、
今は用事があるそうですが、近々レッスンが再開されるとの事。
来年までには乗れる様になりたいと言っていました。

それと2学期の目標にしていた
“いい事をして校長室の前に名前を貼ってもう”
ですが見事に達成しました!
きちんと立ち止まってそして元気に挨拶をした事が評価されました。
それと体育の授業でカラーコーンの片付けを手伝ったりした事も評価されたそうです。

そして、今年残り一か月、頑張りたい事について聞いてみると、
“英語の暗唱大会で1位を獲得し学習発表会で英語を披露する事が出来た。
単語も少し書ける様になったのでもっと覚えたい”
とてもエネルギッシュな回答をくれました。

チャレンジ精神旺盛な凛華子先生、本当に凄いです。
そして暗唱大会1位おめでとうございます!

最後に、緊急事態宣言後の変化について。
大好きな一輪車が毎日使える様になった事と日帰りのスキー教室が復活した事です。
今回も内容盛り沢山で色んな話を聞かせてくれました。

最後の話題は、百名水「江川の湧水」でした。
江川は、吉野川市を流れる一級河川、吉野川水系の支流です。
江川の湧水は夏には約10度と冷たく、
冬には約20度と温かくなる不思議な性質を持ち、
また冬にスイレンが咲くというめずらしい光景を見られます。
(ばんばさん曰く6月が一番冷たく12月一番温かいそうです)
その希少性から名水百選だけではなく、徳島県天然記念物にも指定されています。
この気温の差から夏も冬も濃厚な霧が一面に広がります。

なぜ、この様な現象が起こるのか、実は確実な答えは出ていません。
現地の看板にも“説”という書き方で案内されています。

①1916年から1918年にかけて江川の上流に堤防が作られた結果、
 江川は吉野川本流から分離され、吉野川右岸の湧水となったから。

②1955年ごろの地下水調査によると江川の水は、
 川島町城山付近から本流と分離して地下水となり夏の温かい水、
 冬の冷たい水が砂利層を温めたり冷ましたりしながらゆっくり流れ、
 半年がかりで江川付近に到着するから。

本当に不思議な湧水です。
全国的にも珍しいこの湧水を守ろうと
NPO法人 江川エコフレンズの皆さんが毎月1日に清掃活動を行っていて
ボランティアに参加した人は延べ19000人以上!
地元の中学生も参加したりと町のみんなで綺麗にしようという意識の高い所です。

実はこの湧水、かつては湧き出てくるポイントが吉野川遊園地の敷地内で、
その真上をジェットコースターの真っ赤なレールが通っているという、
天然記念物としてはなかなかめずらしい立地でした。
現在は閉園していてその後に医療センターが出来たそうです。
その時に地下水を汲み上げる為に打ち込みをしたそうでが、
毎年5月に水位が下がるまた枯れるという現象が無くなったという
またまた不思議現象が起こったそうです。

さて、気になる水の味です。
ばんばさんの感想は、美味しいが、人の味がする、河川の味、酸性の味、
ガバガバ飲む感じではないとの事でした。

そして、今回写真でばんばさんが被っているのが、
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