皆さんこんにちは〜
ごきげん千里837木曜日担当の椢原佳子(くにはらけいこ)です。
今週も聴いていただき、ありがとうございます♪
今週は、豊中市立 生活情報センター『くらしかん』で
現在おこなわれているパネル展、
「お正月の各地のお雑煮と郷土料理」についての話題をお届けしました。
くらしかんは、阪急電車で岡町駅下車、徒歩で15分程で到着します。
くらしかんのパネル展は、毎月ごとに
いろんなテーマで行われていますが、
今回はお雑煮と郷土料理!日本全国まるっと紹介してくれています。
すごく沢山ありますが・・やはりお雑煮!
お雑煮はすまし汁文化、みそ仕立て文化、小豆汁文化・・と
大きくは3つに分かれているようでした。
まず、大阪のお雑煮の詳しい説明はこのようになっています。
「大阪では丸餅を主とし、切り餅は使わない。
焼かずに白みそに入れる。丸餅は望に通じ、円満を表す。
大根は輪切りで和に通じ、焼き豆腐は焦げたところが
松に似ていて松皮豆腐という。
頭芋は「おかしら祝い」を表し、白みそに花かつおを振りかける。」
大阪のお雑煮のことさえ、白みそを使う事以外ほぼ知らなかったです。
焼き豆腐が定番とか、花かつおふりかけるとか、勉強になりました!
岩手県釜石市では焼いたワカサギをトッピング。
すじこ、なると、大根、ニンジン、ごぼう、せりが入り
すまし仕立てにして甘いくるみ醤油だれを付けて食べるのが特徴。
くるみだれは盛岡でも使う。
秋田県 男鹿地方では、ふぐか焼きあじでだしを取り、
焼いた角餅とごぼう、長ネギを具に岩ノリをトッピング。
まれにしょっつるで味付けすることもある。
新潟県新潟市では、鮭、イクラ、大根、人参、里芋を
具に入れるすまし仕立て。豪華な親子雑煮である。
神奈川県小田原市では名物のかまぼこ・コマツナを
賑やかに入れて昆布・かつお・しょうゆの澄まし汁。
全国から人が集まる東京では、出身地によってさまざま。
江戸風の雑煮は鰹節や昆布でだしを取り、醤油味、焼いたお餅の香ばしさに
小松菜・鶏肉、みつば、ゆずの皮、海苔を飾り香りを楽しむ。
三重県桑名では小松菜をいれ昆布、かつおの澄まし汁、
それにはまぐりの潮汁を添えるんだそう。汁物に汁物をそえるんですね。
あと・・一つ、レシピが載せてあったのですが何をかくそう、
それは香川の「讃岐のあん餅雑煮」です。いりこ・白みそ・あんもち!
これは本当にすごい組み合わせ!と思いますが、
「白みそにあん餅」と聞くと初めての人には抵抗があるかもしれませんが、
甘いものが少なかった時代には何よりのごちそうだったそう。
全国的にも珍しいお雑煮ですので、一度試してみてはいかがでしょうか?
詳しいレシピ気になる方はぜひくらしかんへ。
12月27日まで展示されています。
そして、千里de川柳に今週もご参加ありがとうございます!
12月の川柳テーマは『贈り物』
今週も、川柳とメッセージが温かく、
・・そして面白いし興味深かったです。いつもありがとうございます♪
来週も皆さんからの川柳、楽しみにお待ちしています( ^ω^ )
『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)木曜日』
椢原佳子