みなさん、こんにちは!
今週もお聴きいただきありがとうございました。
早いもので1月も残りわずかとなりました。
まだまだ寒いですが、暦の上ではもうすぐ春で、
お店にも春物商品が並び始めていますね。
今週のカルトークでは、フランス生まれの絵本作家
「トミー・アンゲラー」を紹介しました。
代表作でもある『すてきな三にんぐみ』は、
1969年に初版が出版されてから推薦図書にも選ばれ、
親・子・孫と読み継がれている作品です。
実は私は親になり初めて読みましたが、
スタイリッシュな絵とちょっとした皮肉を交えた
ストーリーはとても印象に残りました。
アンゲラーは絵本作家だけでなく、グラフィックデザイナーとしても
活躍していたのですが、その作品の中には社会や人間に対する
皮肉や諷刺の精神が見られます。
いくつかの作品を拝見しましたが、
どれもインパクトがあり、一度見たら忘れないものばかりでした。
ただ、それらがどぎつい感じにならないのは、
アンゲラーの独自のセンスが光っているのだと感じました。
海外の絵本は、日本の絵本作家さんとはまた一味違う魅力があります。
数々の絵本を読む中で、海外の絵本作家さんについてももっと知りたいと思いました。
みなさんも、好きな絵本や絵本作家さんが思い当れば、是非教えてください。
絵本のストーリーからだけでは分からない背景を知ることで、
違った角度から絵本を楽しむことができますよ♪
これからも私の「カルトーク」にお付き合いいただけると嬉しいです(^^)
次回もお楽しみに!
寛座陽子
『情報ステーション 木曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~5時オンエア