番組への
メッセージ

2022年4月9日(土) 沖縄へいこう

今週もお聞き頂きありがとうございました。

また新型コロナウイルスの感染が拡大しています。
沖縄県の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は
542.04人で全国ワーストです。
玉城デニー知事は、
「全ての年代で新規陽性者が増加傾向にあることに鑑みると、
もはや第7波に突入したものと認識せざるを得ない」と
危機感を示しました。

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知事は、今後感染拡大に歯止めがかからなければ、
まん延防止等重点措置の要請なども検討すると話しています。


今週はネーネーズの7枚目のアルバム「明けもどろ」から、
桑田佳祐さんが作詞作曲をした「平和の琉歌」と
岡本おさみさん作詞、知名定男さん作曲の「情け知らずや」を
聞いていただきました。

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先月から沖縄市全域や、泡瀬沖合で進める
東部海浜開発事業の人工島「潮乃森」など、
埋立地に関するニュースを紹介していますが、
3月30日の沖縄タイムスに那覇軍港移設に関する記事が掲載されていました。

これは、那覇軍港を浦添市に移設して、
那覇軍港のあった場所を那覇市に返還するというものですが、
移設には埋め立ての必要があるため問題となっていました。

この問題に対して、防衛省は初めて、位置や形状の案を
地元自治体に提示しました。

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浦添ふ頭地区北側の沖合約49ヘクタールを埋め立てて丁字形の代替施設を造り、
進入道路で陸地とつなぐ計画です。

写真は浦添市の海岸沿いにあるサンエーパルコの屋上から見た
浦添西海岸です。(2021年11月16日に撮影したものです)
今回提示された計画通りに埋め立てると、
この景色は見られなくなってしまいます。

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那覇は琉球王国時代から埋め立てて街が作られてきたという歴史があります。

那覇市西1丁目には、西の海跡パネルが設置されています。

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かつて、那覇港先の三重城から現在の那覇市辻三文珠公園一帯にかけては
「西の海」と呼ばれていました。
那覇の人口が増加した事から、1733年に西の海の一部を埋め立てて宅地としました。
地図は1700年頃の那覇港と西の海です。

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雑誌「歴史群像」に当時のイラストが掲載されていました。

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当時の那覇全体図

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そして、これは1960年以降の那覇の埋め立て図です。

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西の海跡は現在、埋立と区画整理により
住宅地の他、倉庫街となっています。


沖縄の風景がどんどん変わっています。
4月6日の沖縄タイムスに、北谷町美浜の観覧車がある商業施設
「カーニバルパーク・ミハマ」が解体され、
新たにホテル建設が計画されているという記事が掲載されていました。

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新たなホテル建設を計画しているのは、大阪の京阪電鉄不動産と
静岡県のセキスイハイム東海。
観覧車に代わる新たなランドマークとなるでしょうか。


4月24日は沖縄市長選挙です。
立候補を表明しているのは、現職の桑江朝千夫氏と前市議の森山政和氏。
3月24日の沖縄タイムスに、市の課題や実現したい施策などについて
インタビューした記事が掲載されていました。

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また、4月8日には沖縄タイムス中部支社で、
座談会を開いたという記事が掲載されていました。

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最も訴えたいことについて、桑江氏は「経済を再生、成長」。
森山氏は「市民所得10%アップ」と話しています。

どうなるのか、結果に注目です。



〈今週の曲〉
M1 平和の琉歌 / ネーネーズ
M2 情け知らずや / ネーネーズ
M3 一粒の種~大合唱~ / 砂川恵理歌



番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!

FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp


『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!