今週もお聞きいただきありがとうございました。
沖縄では早くもサクラが満開になっています。
1月30日に沖縄気象台がヒカンザクラの満開を発表しました。
沖縄の桜は北から南へ咲いていきます。
これは、沖縄のような暖かい場所で桜が開花するには、
北から吹いてくる冷たい風に一度当たる必要があるからです。
本部町には沖縄本島で2番目に高い八重岳があります。
八重岳は標高453メートル。
ここでも桜は頂上から咲き始めます。
ふもとに開花状況がわかる看板が立っています。
気象台の観測基準は、標本木で80%以上咲いた状態となった日を
満開日としています。
ヒカンザクラの標本木は那覇市の末吉公園にあります。
大阪府の桜の標本木は大阪城西の丸庭園内にあります。
番組では毎月、JTA日本トランスオーシャン航空が発行する
美ら島物語カレンダーに掲載されている様々な沖縄の風景を紹介しています。
2月は「神が宿る恋の島 古宇利島」。
古宇利島は本島北部の今帰仁村にある有人の島。
本島とは古宇利大橋で繋がっています。
古宇利島はアダムとイブの神話のような話や
ハートロックがあることから、恋の島と呼ばれています。
那覇空港からはレンタカー、タクシー、路線バス、観光バスの
いずれかで行くことができます。
所要時間はレンタカーやタクシーだと約1時間30分です。
沖縄タイムスのカレンダーも紹介しています。
テーマは「沖縄の黄金言葉(くがにくとぅば)と暮らしの知恵」。
黄金言葉とは古くから伝わる沖縄のことわざです。
2月は「言葉銭使( くとぅば じんじけぇー)」
お金は良い結果も悪い結果も生む。
言葉はそれ以上で、使い方を間違えると相手を傷つけ、反感を買う。
正しく使えば、相手を癒し、勇気付ける。
言葉は使い方によって善にも悪にもなるため、
お金を使うように大切に使いなさいという意味です。
沖縄ではとても有名な黄金ことばで、
言葉銭使がプリントされたTシャツもあります。
番組では曲名に「花の名前」がつく曲をお送りしています。
今週は「アカバナー(ハイビスカス)」。
今ではアカバナーの名前がよく知られていますが、
もともとは仏桑華と呼ばれていました。
1曲目は、ネーネーズの「赤花」。
アルバム「ASHIBI」に収録されています。
2曲目はフォーシスターズの「ミヤラビあかばなー」。
アルバム「普久原恒勇/芭蕉布」に収録されています。
3曲目はjimamaの「アカバナー」。
シングル「想い~ウムイ~」に収録されています。
アメリカ軍統治下の沖縄で使用された琉球切手にも
アカバナー(仏桑華)が描かれています。
2月になり「今月の歌」も変わりました。
今月は夏川りみさんの「道しるべ」をお送りします。
この曲の作詞作曲はkiroroの玉城千春さん。
アルバム「空の風景」に収録されています。
歌詞の中にブーゲンビリアが出てきます。
1ヶ月間お届けしますので、楽しんで下さいね。
〈今週の曲〉
M1 赤花 / ネーネーズ
M2 ミヤラビあかばなー / フォーシスターズ
M3 アカバナー / jimama
M4 道しるべ / 夏川りみ
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
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E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
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