美術館の舞台裏に迫った「わたしたちの国立西洋美術館」。
2016年、世界文化遺産に登録された東京上野にある国立西洋美術館が、2020年から創建当時の姿に近付ける整備のため休館。
その内部を1年半に渡って取材をした貴重なドキュメンタリー映画です。
学芸員の西洋美術への情熱、館長、専門職、美術館関係者からのインタビューから、日本における文化行政、美術館が抱える様々な問題点が浮き彫りにされていきます。
「ミッション:インポッシブル/ デッドレコニング PART ONE」。
再びトム・クルーズの熱い映画の世界に飛び込んで頂きましょう。映像の迫力は更にグレードアップされ2時間43分が、あっという間です。
過去のメンバーから新しいメンバーと登場人物も多彩。
イーサン・ハントの今までの軌跡を辿る、まさに集大成となっています。
迫力ある映画館の大画面で堪能して下さい!!
「遠いところ」
沖縄のコザを舞台に、幼い息子を抱えて暮す17歳の女性が過酷な現実に直面する姿を描いた劇映画です。
が、これは沖縄で現実に起こっている問題で、工藤監督の入念なリサーチ、俳優一人一人が沖縄に住み込み、現地でのフィールドワークをしっかりした上で撮影に挑んでいます。
何故、こうなってしまうのか?社会のあり方を問いかけてくる作品でもあります。
主演のアオイを演じた花瀬琴音。体当たりの演技に是非、注目して下さい。
アルジェリア映画「裸足になって」。
これは、あることで大怪我をしてしまい、バレエ・ダンサーになる夢を断念せざる負えなくなった女性フーリアの絶望と再生の物語です。
内戦が終結してから20年経った今でも、その傷が癒えない状況を、フーリアが新たに出会う障害を持つ女性たちの過去の経験を知ることで、当時の悲惨さが痛いほど伝わってきます。
強くなっていくヒロイン像を描くことで、傷つきながらも立ち上がるアルジェリアのイメージに重ねながら描かれた女性監督作品。
ラスト、仲間たちと裸足で踊る手話のダンスは本当に力強かった!!
映画誘人: 蕭 秀華
番組へのメッセージはこちらまで!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『蕭 秀華のちょっといいcinemaにのせて』
every Saturday pm3:00-pm4:00 O.A