1月20日(土)、豊中市初の全市一斉防災訓練が行われました。
市民の皆さんの防災意識を向上するとともに、
災害時における地域と行政の協力体制を築くことを目的とした
本格的な実働訓練です。
豊中市役所と豊中市内の各小中学校で訓練が行われ、
FM千里は「第23回泉丘小学校区防災訓練」の様子を
取材させていただきました。
泉丘小学校区では、これまでは体育館への避難訓練を行っていたそうですが、
今年の防災訓練は体験型で、午前10時の訓練開始から
たくさんの方が集まっていました。
<消火器体験>
ガスで出る炎を消火器で消します。
まず「火事だ!」と周りの人に伝え、
消火器のピンを抜き、レバーを引いて消火します。
小さなお子さんも大人と一緒に参加されていました。
<給水車体験>
能登半島での支援活動から戻ってきたばかりの給水車が
会場にやってきました。
この給水車1台で1トンの水を運べます。
会場では給水車から仮設タンクに水を移し、
試飲が行われました。
<瓦礫歩行体験>
マット・とび箱・ボールなどで作った瓦礫を想定した
障害物の上を歩く体験です。
頭上には切れた電線を想定したコードがかけられており、
それに当たらないように進みます。
そのほか、仮設トイレと避難スペースの展示・煙幕体験
AED体験、消防車・救急車の展示など、
さまざまな体験ができるようになっていました。
訓練の模様は、ばんちゃんのコレラジオキクキクの中で
中継でお伝えしました。