番組への
メッセージ

2024年4月27日(土)蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて

廃部寸前の釜山中央高校バスケットボール部。急遽、抜擢された新任コーチと交代選手もいないわずか6人の選手たちが全国大会決勝進出を成し遂げ、韓国全土に衝撃と旋風を巻き起こした実話「リバウンド」。
リアリティにこだわったユーモア溢れる青春ムービーに感動しますよ。

「正義の行方」
1992年、行方不明となった2人の女児が山中で他殺体として発見された《飯塚事件》。
犯人とされる久間三千年は2008年に死刑が執行。翌年には冤罪を訴える再審請求がなされ32年経った今も事件の余波は続いている。
全ては藪の中!!当時、関わった弁護士、警察官、新聞記者、それぞれの考える“真実”と“正義”を、観る側がどう受け止め真実を探っていくかを投げかけてくるドキュメンタリーです。

スペイン・エストニア合作映画「マンティコア 怪物」。
空想でモンスターを作り出すゲームデザイナーの男性が、ある少年を助けた事でパニック発作に襲われるようになります。この日から彼の心の底にあった《ある秘密》が呼び覚まされ、秘かに想像上のマンティコア怪物を作り出すのですが、それが思いもしなかった事態を招くことに・・・。セクシャリティ・依存症に切り込んだ人間の闇の欲望を見つめる作品でした。

若手クリエーターとして今、最も映画館で見てほしい監督として注目される村瀬大智の長編デビュー作「霧の淵」。奈良県南東部の山々に囲まれた地で老舗旅館を営む家族の姿を捉えた物語です。旅館存続の危機と家族の変化を、自然とゆったりした時間の流れの中で描き、現実と幻想の狭間にいるような独特な感性を感じさせる作品。河瀨直美監督がエグゼクティブプロデューサーを努めています。

「ゴジラ×コング 新たなる帝国」。ハリウッド版「ゴジラ」シリーズと「キングコング 髑髏島の巨神」の世界観をクロスオーバーさせた本作。
”地上世界“と”地底世界“、互いのテリトリーが交錯して激突しますが、その先には人類にとってさらなる脅威が・・・。怪獣たちの歴史や起源、人類の存在そのものの謎に迫る壮大なストーリーです。
迫力ある映像はさすがハリウッド映画。全速力で走るゴジラにビックリです(笑)
日本のゴジラとはまた違った世界観を楽しんで下さい。