番組への
メッセージ

2024年10月26日(土)蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて

『八犬伝』
日本のファンタジー小説の原点でもある滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」。この作品は、馬琴の創作への執念を描く“実”のパートと、「八犬伝」の物語そのものを描く”虚“のパートで書き上げた山田風太郎の「八犬伝 上・下」を曽根文彦監督が熱い想いをもって映画化しました。
“実”パートの役所広司(滝沢馬琴)と内野聖陽(葛飾北斎)の共演は素晴らしいの一言。”虚“のパートはダイナミックなVFXアクションで、若手俳優が活躍しています。

『拳と祈り 袴田巌の生涯』
1966年にに起きた“袴田事件”。
その犯人とされ47年7ヶ月、無実の罪で獄中生活を余儀なくされた袴田巌さん。先日、58年ぶりに無実となり”死刑囚“という立場から解放されました。この作品は笠井千晶監督が22年間に渡って袴田さんの人生を追ったドキュメンタリー映画です。

『リトル・ワンダース』
大の仲良しワンパク3人組が、テレビゲームで遊ぶ許可を貰うため、体調を崩したママが食べたいと言うブルーベリーパイを作ろうとするのですが、材料となる卵を謎の男に横取りされてしまいます。何とか奪い返そうと男を追うのですが、とんでもない怪しい企みに巻き込まれて・・・ファンタジーを盛り込んだ子供たちの大冒険物語!!ラストがほのぼのとしていて、思わず微笑んでしまいました。

『ゼンブ・オブ・トーキョー』
驚きました!!革新的で癖のある作品を制作してきた熊切和嘉監督が、日向坂46の四期生11人を主人公にしたアイドル映画を完成させました。
東京に修学旅行にやって来た彼女たちが見た東京ではなく、東京が見ている彼女たちを撮ることを意識した映像はリアルで清々しさを感じます。さすが熊切監督作品でした。

『ACMA:GAME 最後の鍵』
「ACMA:GAME」プロジェクトの集大成として映画化された本作。99本の悪魔の鍵を賭けて、人間が悪魔の能力を使って戦う究極のデス・ゲーム!!映像も人間関係も熱く描かれています。ファンの方には見逃せない作品ですね。

番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしています!

観に行かれた映画の感想などもお聞かせください♪

FAX:06-6832-8370 E-mail:nocorin@senri-fm.jp

蕭秀華のちょっといいcinemaにのせてevery Saturday pm3:00-pm4:00 O.A